ある魔王の物語 10(次回予告)
「マスター、もう一枚!」
とある風呂敷屋のカウンターでで一人の人物が声を上げる。
「もう、十分広がったでしょう?
この辺にされてはどうですか?」
そう声をかけたのは無限に広がる風呂敷屋『たたんで』のマスターだ。
彼はカウンターで風呂敷を広げる客たちの笑顔を見る為に
店を開いたというのに、ここに来る客のほとんどが
開いた風呂敷をうまくたためずに店を去っている。
そして、今日もまたその日、その時の思いつきによって風呂敷を開いた客が現れた。
明らかに広げすぎ。
長年の経験からマスターにはわかっていた。
しかし、客に対して「投げ出して」
などと言えるはずもない。
今日もまた、広がったままの風呂敷がたたまれる事なく廃棄されるのか・・・・・・。
そんな思いを抱き始めていた時。
「マスター、お愛想!」
広げたくった風呂敷をそのままに、先ほどの客が会計をする。
また、無駄な風呂敷を広げてしまったな。
内心でそう思いながら、チェックするマスターの暗い雰囲気を察してか
帰り際にが一言。
「今日の風呂敷、キープで!」
ハッとして顔を上げたマスターの目に映ったのは
軽く手を挙げて店を出ていく客の姿だった。
言葉を返す事が出来ない程のプレッシャーに
『そんなつもりは全くなかった』
と
与えた本人は何故か勝手に気分を害する。
「黙っていては、わからないな」
恐怖による沈黙は、意志のある無視として捉えられたのだろうか?
少しだけイラっとした表情を見せた来訪者だったが
「まあ良い、これでなければならない理由も無いしな」
誰に向っての言葉なのだろう、そうつぶやいた。
次回予告
過去最大。
と思われる恐怖に身動きが出来ない自分の弱さを再確認するライズ。
魔王を倒すまでは。
そう思って力の全てを注いできた。
その結果が、あの夜感じた自分の無力さ。
自信と目的を失ったライズが戦った魔王に言葉に翻弄され
再び訪れた洞窟で待っていたのは、ダークなサプライスだった。
なにげに開いた書物、そこに記された驚くべき事実に加えて
謎の訪問者がライズの前に現れた。
彼の目的とは?
ライズの命もここまでか?
ある魔王の物語 35(加護か呪いか)
お楽しみにね!
お待たせいたしました。
福島牝馬Sの妄想ですよ!
いや、願望かもしれませんが
とりあえず
◎ ワンプレスアウェイ
〇 ゲッカコウ
▲ ロッカフラベイビー
△ ブラックオニキス
でお願いします。
いや、ホントに。




