兆候 5 (真実は常に一つ〔望みに対する真実〕)
兆候というのを書き始めてたのは
今回ようやく登場のストレスに関係しています。
意を決して前へ出ようとしたポオトを制止したのはデブだった。
彼は単なる仕草として、ポオトに対して左手を上げ
「あなた達が来た目的は知っています。
ですが、貴方たちの望みは叶いません。
私はそれをお伝えする為にここに来ました。
現場の者でなく、事務方の者が選ばれたのは
身の危険を考慮して、という上からの指示なのです」
いい終えると、ゆっくりと左手を降ろすデブが再び
「あと、言い忘れていましたが
私を呼ぶときはアンカーと呼んでください。
それと、後、言い忘れましたが
体型的に言えば、私はまだ
ミリ単位でぽっちゃりの状態を維持していますので
今後の発言には注意して頂きたい」
彼が話している間、ジア達は誰も動くことが出来なかった。
そして、我々の望みに対する結末は、既に出ているのか?
もう、どうする事も出来ない?
気が付けば、そんな負の感情に捕らわれている。
彼らの心の中にある、理性と言う器に流れ込むストレスが
ジア達の精神をゆっくりと侵食していった。
突然ですが、異世界の物語って
いきなり変身ヒーローが出てもおかしくないですよね!
だって、異世界なんですから!




