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伝説の前の物語  作者: 佐藤太郎
17/194

伝説未満 16

皆さんの言いたいことは、良く分かります。

とりあえず。

なにかにつけて

そんな

とか

そして

とか

そこ

とか、さ行?が多い。

ってことさですよね。

魔王の洞窟に最も近い村、ヘンナ。

季節外れの豪雨に、普段は賑わう露店街も息を潜めていた。

そこに現れた勇者ライズ。

魔王を倒し、これ以上ない祝福で迎え入れられるだろう。

などと言う妄想は、ことごとく打ち砕かれる。

魔王の居城に最も近い村。

ここに住む住人にとって最も重要なのは?

不謹慎、そう思われるかもしれないが

魔王、という存在だった。

そこに魔王がいる。

ただそれだけで、多くの人々がこの村を訪れる。

この村にとって、唯一無二の観光資源。

そんな意識で世間を見渡せば

それに対する答えの一つとして

はたして、魔王のせいでどれほどの人が不幸になっただろう?

魔王の存在によって村は賑わい、潤ていた。

つまり、この村の俗に言う「勇者」という存在は

結果として「魔王を倒す勇者」とは不要ではなかったのか?

自己満足による魔王の討伐。

それを達成した勇者が、再びこの村を訪れた時に

そんな違和感を感じていた。


お待たせしました。

ここからどっぷり。

閲覧注意的な物語になっていきます。

闇と病みのコラボです。

そんな感じで序章完結までもう少しです。

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