表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
伝説の前の物語  作者: 佐藤太郎
167/194

兆候 2(面談まであと少し)

言い訳しても良いですか?

本当に本気で、今日こそ面談

というタイトルにしていたんです。

でも、今日の物語に出てくるアークというキャラのせいで

全ては台無しです。

門をくぐった中庭にある待機所で、部下たちが来るのを待つジアの元に

一人、また一人と試練を潜り抜けてきた者たちが、集まって来た。

その数、三名。

三名??

さすがにそれはちょっと・・・・・・。

という思いから、思わず本音がこぼれ出た。

「あなた達だけ?」

という問いかけに頷く三人、その内の一人チョウィ=ヤークが

「俺が最後にこの難関に挑んだんだが、弾かれた奴らは

申告書類の偽造や、健康状態の不備なんかで淘汰されたらしい。

所詮、俺たちみたいな冒険者って存在は、過去を捨てた奴らや

いつ死ぬかわかんねぇから、好き勝手暴飲暴食してる奴らばっかりだろう?

けど、そんな奴らじゃなけりゃ、この世界じゃ生き残っていけねえよ。

この門を通れるのは、品行方正の坊ちゃん嬢ちゃんやら、健康志向のじじばば予備軍

だけじゃねえの?」

不満げに言ったヤークの言葉に、なんとなく納得してしまいそうになる。

この時彼女は、自分が求める人材の人選を間違っていたことに気が付いた。

そう、不幸にも気が付いてしまったのだ。

だが、まだ三人いる。

欲望や感情に流されず、自分を律する事の出来る冒険者達。

彼らと共に敵を倒す!

過ちを認め、新たな決意と共に、仲間の顔を一人一人見つめた。

そして、最後に目が合ったヤークが

「なんか俺、この門を通っちまったせいで

冒険者ってぇ自信、無くなっちまったなぁ」

などと投げやりな感じで言い放つのを聞いたジアは内心

あ、コイツ消えたな。

と感じていた。


明日はきっと。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ