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伝説の前の物語  作者: 佐藤太郎
161/194

潜伏期間  17(予後不良)

あれ?

今日の物語で

違和感を感じた方。

正解です。

えぇ?

違和感を感じなかった方

筆者の事も考えて違和感を感じてください。

人間は笑顔の時が一番恐ろしい。

これは、スラッシュがこの組織に入ってから得た経験だった。

他の生物には無い、感情のコントロール。

自分の意志を、感情の赴くまま表現する他の種族と違い

人間だけが理性によって表情や感情を制御するのだ。

だが、残念なことに

人間という種の全てが制御(コントロール)に対して

熟練していた、と言う訳ではない。

中には未熟な者?

全体で見れば、制御できる者の方が少数であり

その他大勢は、感情の赴くままに表情を曝け出していた。

スラッシュは、このまま「その他大勢」として生きようとしていた

所が、なぜか今はMVNOと言う組織でDSDAという職に就いている。

そのおかげで?

いや、そのせいで

今は、依頼者の表面に張り付いた笑顔という表情に秘められる

意図

を察する事に敏感になってしまった。


「あれから三年、潮時かもしれませんね」

スラッシュが去った後、物思いにふけるユアンの指の動きが止まる。

彼女の言葉を聞いた数名が、その場を去った。

「では、そのように」

残った幾人かの内の誰かがそう言ってその場を離れる。

誰もいなくなった部屋でただ一人。

ユアンの心は既に、これから始まる(物語)へと移っていた。

そろそろ終焉に向けて

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