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潜伏期間 13(彩〔いろどり〕)
今回はパセリ回です。
物語にも、前菜、スープ、メインデッシュ
があるかもしれない。
と言う事は
彩になんとなく
パセリ回も必要なのかも?
なんてことを考えながら
「だーかーらー!」
熱弁モードに入ろうとするプルタブの様子を察して
素早く動いたのは、レイリアだった。
あれから三年、彼のキレ芸に進歩は無く
今や既に、ルーチンワークと化していたレイリアのは
迅速に彼の懐に飛び込み、鳩尾へ
えぐる様に拳を突き上げる。
この行動によって悶絶するプルタブ。
彼らは、こんな日々を繰り返していた。
そんな様子を皮肉るようにレイジェンの言った言葉。
それは
「まるで私たちは、単なる添え物。
ただの彩のようだ」
と、光の見えない明日への不安を口にするのだった。




