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記憶の櫃と制約
七転八倒。
いきなり?
なに?
とは思いませんよね、この物語を読んでいれば。
思わず口にした言葉は、プルタブだけでなく
他の者も感じていた。
それは、神の目と思われる輝きを見た全ての存在に
共通している。
この輝きこそが、神による人間に対しての啓示だったのかもしれない。
彼らの記憶一部が、神の制約によって
意識の奥深くに沈む聖櫃に封じられた。
この日、この時から、過剰な脳内麻薬の暴走によって起る
人間の変態行為が無くなった。
分泌は制約により抑制されていったからだ。
神は、この出来事によって「人間という種」の見切りをつけ
「新たな種」を模索するはずだった。
もう、どうしようもありません。
リセットするしか方法は無いんです。
明日は、今までの話が無かったかのような物語になると思います。




