Kingロード
足踏み回です。
あからさまな対応の変化に、内心ではかなりの苛立ちを感じていたシーオだったが
こんな所でもめても何のプラスにもならない.
とわかっていたので、そこは一端引くことにする。
「そう、仕方ないわね
レイリア、出直しましょう」
少年の肩に手を置いて退席するように促す、レイリアもまた
素直に従って、建物を出ようと出口に向かっていると
彼らに声をかける数人の集団が怪しげな効果音と共に現れた。
「!?」
突然の事に驚くレイリア達。
彼らの驚きの原因は、気配さえ感じさせず効果音を奏でる者の存在だったのだが
意に反して現れたのは、一流から三流
果ては駄文やボツ構想に至るまで、ありとあらゆる所で使用された
王道の展開が、今から繰り広げられようとしている。
まず目の前に現れたのは、小太りで小柄な男。
効果音との連携がイマイチな所を見ると、新人なのかな?
などと思いつつ観察していると、そんな彼が若干上ずった声で
「よぅよぅ!兄ちゃんたちぃ!
ここはお前の来るところじゃないぜぇ!」
と言い放つ。
そんな彼を見たレイリア達はああ、この人も頑張ってるんだなあ。
と感じていた。
こうなったらもう
無理やり進めるしかなくなってしまいます。
でもそれは、今日じゃないですけど。




