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伝説の剣附近 二18+
ドイヤー家に対する不満。
「魔獣や魔王を意のままに生み出すなどと
ドイヤー家も先は長くないでしょう」
曾祖父の代から彼ら、ドイヤー家に苦渋を味わされてきた彼らにとって
今回の提案は、今までで最高の案だった。
この結果次第では、長く続いたドイヤー家が終わる。
そんな希望的観測。
新たな時代の幕開けに期待しながら
彼らの夜は更けていった。
「いま!
いま、その魔法石!」
絶叫と共にマルタンクが激高する。
その標的はデモッテ。
恐らく、デモッテが悪いのだろう。
マルタンクがロックオンした魔物を倒し
魔法石確保と楽しみにしていた。
でも、その前に次のモンスターにも
と思っていた所をデモッテが魔法石だけ収穫する。
そんな二人のギスギス感に、いつもなら気が付いていたゼリパックも
馴れないビックウェーブに対する高揚感が感覚を鈍らせる。
煽りもバッチリ
含みもバッチリ
明日は期待してくださいね!
などと供述する筆者の姿が目撃された。
とかされてないとか・・・・・・。




