伝説未満 9
無理やりな感じ満載で先に進みます。
ライスにとって、この剣は特別な存在だった。
勇者として認められ、幾多の冒険を経て
ようやく手にしたこの剣。
その全てを魔王の討伐に注いだ結果。
唐突だな・・・。
そう思わずにはいられない。
ライズの力によって、魔王は最後の時を迎える。
まさか自分が斃れるとは思っていなかった魔王
命が尽きようとする魔王の目に映っていたのは
疲労困憊し、今にも崩れ落ちそうなライズの姿だった。
本当に、人間というモノは厄介な存在だ。
信念という強靭な意思によって、目的を達成する。
実はそれが間違っていたといても・・・。
消えゆく意識の中で、そんな事を考えつつ
それでもなお、自分を倒した勇者に対して声をかけた。
この時、魔王に正確な判断が出来たのか?
と言われれば、解らない。
ただ、魔王の口からこぼれた最後の言葉は
「残念だ、君は今、絶望の扉を開いた」
だった。
そう言って崩れ落ちる魔王。
その背後に、絶望へと続く隠し扉が開かれた。
魔王に対し、全ての力を使ったライズが受けた衝撃は
計り知れない。
しかし、そこにあるのは無慈悲な現実であり
新たなる戦いに備えて、ひと時の休養を
そう願う勇者の望みを砕くように、扉から
禍々しい力が溢れていた。
今日はなんだか調子が良くないようで
三回ぐらい投稿してます




