第一訓練所へようこそ⑤【勇】
風邪引いて熱で他ので25日の更新はなしですすみません
次に来たのは、ただの木だった。
その木には目玉のような模様がいくつもあり、テレンシオは気持ちが悪いと思った。
ルールはこの木の目玉模様の真ん中を全て正確に叩くこと。あまりにも時間が経つと目玉模様が増えていくらしい。
「ムリじゃね?」
テレンシオは早々に諦めていた。まったく動かない亀にも当てるのは精一杯。カウンターも相手から攻撃が来ないと成功しない。
投げれば当たるけど、先程ルール追加で有効打は剣を振って当てる事。
ーーポーン
またあの音が鳴り響く。
《頑張ればまたあの茶色い甘いモノをあげますよ》
「はい頑張ります!」
テレンシオは立ち上がった。あの茶色い甘いモノを食べたいがために。
そっからテレンシオは無心で目玉模様を剣で殴り続けた。当たらなくても狙い続けた。茶色い甘いモノの為に。そうして、どれだけ長い時間が経っただろう。二回ほど剣が折れたのは覚えてる。6個だった目玉が15になり、それを全て叩き終えたとき、テレンシオは体力の限界が来てその場に倒れた。
「は!」
目を覚ますと二つ袋が置いてあった。
「茶色いの!!」
袋を開けるとキチンと均等に綺麗に切られた茶色い甘い物がたくさん入っていた。それを頬張りテレンシオは思った。
こういう御褒美が待っていると思えば、剣の練習も悪くない。
テレンシオはチョコレートの為に千近く剣を振ってました。




