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プロローグ
星が流れる夜におとないを告げた女を泊めてあげた
源三親子…
北極星を中心に回る星たちの動きが活発になる夏の夜
北極星とは一線を画し
惑うように動く星たちの間から一筋の光が舞い降りた。
源三は、麓の村へ炭を卸しに行き…
母のタエに、今夜は白い飯でも喰わしてやろう。
と、玄米を三合程買い求め家路についていた。
山の中で炭を焼き、麓に行っては僅かな銭を手にして帰る。
糊口を濯ぐ毎日ではあったが
親子仲睦まじく暮らしていた。
源三は日が落ちる前には家に帰りつきたかったのだが…
山入端に沈む夕陽が魅せる一瞬紫色に輝きがまるで手品か魔術の様で…
ついつい足を緩めてしまった。
次回もお楽しみに




