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 そして、全ての隠蔽・偽装能力を完全解除したジュリヲさんは……



 10代初めくらいの可愛らしい女の子ちゃんでした。



 ジュリヲさんは、お城を放逐されてからずっと、


 男性に『偽装』して暮らしてきたそうです。


 変身能力と認識をあやふやにする能力とを併用して、


 絶対に本人特定されないようにしていた、と。



 まあ、こんなに可愛らしい女の子ちゃんのままでは、


 組織のリーダーどころか、異世界で生き抜くことも難しかったでしょうし。




 って、ちょっと待った!


 俺、一緒にお風呂しちゃったよねっ。



「あの時は"男の子モード"に変化していたけど……」


 いやいや、洗いっことかしましたけどっ。


 ってか、一緒のベッドで寝ちゃったよねっ、昨日の夜……




「男の子モードだったのでセーフ、でしょうか……」


 ……フォローありがとうございます、ツェリアさん。




『ちょうど今、特務司法官のミュンシェラさんもいるし、ギルティ判定!』


 厳しいっすね、チミコさん……




「何だか理解が追いつかないので、保留で……」


 出来れば温情判決をお願いします、ミュンシェラさん。




「このノリが、シジマさんクオリティってことかな、モルガナさん」



「せっかく来てくれたのに、ごめんね、サイノさん」

「シジマさん絡みの案件って、ぐだぐだオチになることが多いんだよね」

「まあせっかくだし、世の中にはシリアスフラグと無縁の存在も居るってことを勉強させてもらうと良いかも」



 申し訳ないです、ぐだぐだ家長で……



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