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時空 まほろ詩集 言の葉の魔法たち

ソーダみたいな恋

この作品は黒森冬炎様主催企画『恋のリフレイン~恋歌書いて書いて企画~』参加作品です。

ぷくく


って幾つもの泡が空に向かって昇る


この空はレトロなクリームソーダみたいな青色だから


ぷくく ぷわっ


僕の恋も泡となって生まれた


ぷくく ぷくく


その()


「わたしは人魚の生まれ変わりなの」って


笑って言ってた


少しだけ不思議な()


だから


泡から生まれた


僕の恋


ぷくくく ぷわっ


泡は勢いよく空へと昇る


僕の恋は弾けて欲しくはない


成就して欲しいから


その甘いサクランボは食べてしまおう


メロンソーダを君が飲んでいたから


僕は普通の空色のソーダを頼む


ぷくくく ぷうわり


ぱちん!


僕のうつらうつらした夢は弾けてしまった


君の笑顔を脳裏に残して……

お読み下さり、誠にありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 可愛らしい詩ですね。
[一言] ソーダ水って、きらきらして、しゅわしゅわして、いい匂いがして、ノスタルジックで、夏の恋にとても似合いますよね。 とても好き♡
[良い点] 擬音が良いアクセントになって想像を膨らませてくれますね。 言葉というものは不思議で素敵なものだと思いました。 ありがとうございます。
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