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⑹『観念の破綻と再生』
⑹『観念の破綻と再生』
㈠
衰退する科学現象において、発展する芸術現象というものがある。物事の時間について、考える余地は、まだ沢山残されているが、問題が明確ではない以上、踏み込むべきものか、迷うだろう。破綻が目に見えている科学を、芸術的に科学してみることも、必要になってくる。
㈡
観念現象は、極めて、非現実的であって、我々は現実に逆説的に芸術を発見するのが、自然の流れだ。物事は精緻を極めて、初めて同相を得た時に、再生を見つけるのである。観念は、ただ、存在するのみであり、破綻と再生が、動態現象である訳だ。
㈢
形から入ることに限って、我々は、謎を、何故だ、と言う風に考えるのだろう。疑問符というものは、何れは形を現すが、それまでは、夢告の境地に残存している言葉を、拝借するのだ。此処にも、観念の再生と破綻は、息づいていると、言えるだろう。