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⑷『観念の破綻と再生』
⑷『観念の破綻と再生』
㈠
思考する、観念学において、自己の諧謔的明証により、破綻を来す前に、自己を保持していたいと思う。それは、生きる上で、非常に重要な意味をもたらすだろう。すると、自己の保持とは、再生の前の再生とでも言おうか、そういう状態の事だと、認識して良いだろう。
㈡
観念の行く末は、絶えず絶え間ない空中の、太陽の光によって、乱反射する、光線の様に、我々を惑わす訳であって、其れが完璧なる精神神経でもって表出される時に、覚悟の上から、You Know You’re Rightで、自己を完結させるのであろうと思う。
㈢
もうほとんど、意味が分からない、意味を成さない、と言った、所謂限界点まで来ていても、我々は前に進まなければならない。それは、実に巧妙に、再生作用を、保持しながら、破綻時も乗り越えることが、可能な様に、準備しておくということに過ぎない。