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⑶『観念の破綻と再生』

⑶『観念の破綻と再生』



風向きを気にして、その風の吹く方向へと、自己が進んで行く時、我々は観念が風に吹かれて、まるで形を持たない形式の様に、理念が揺らぐのを意識する。我々は其処に、観念の、本質を自己でそのまま、発見する訳であるが、それは唐突に過ぎない。



物理的範疇に収めれば、観念も観念の域を出ないが、其れこそが、観念だと誰が知るだろう。そして、その結句、観念の破綻を、まざまざと見つけるだろう。其の定刻に、自己は闇の中で、光の先端へと、飛躍するのであって、一概には、観念は光だけではないと、自己内で観念は再生される。



つまりは、破綻とは、再生の始まりだと、言えるのではないだろうか。しかし、破綻が闇で、再生が光だと言う、二極対立から、我々は、一つの或る形式を学ぶのだろう。観念の破綻と再生の位置は、此処で図式化され、破綻=再生、の矛盾方式を、人間は手に入れるのだと言えよう。

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