~旅の始まり~
PVが35,000突破いたしました!
ほんとに感謝の気持ちと驚きの気持ちしかございません(*´ω`*)
これからを引き続きよろしくお願い致します!
「ご主人様遅いですね……すぐに戻ってくると言われてたのですが……」
ハヤトがシア達を迎えに言ったあとシルヴィだけで待つこと十数分ほどが経過していた。
それから一、二分後にハヤトよりも先に萌衣が待ち合わせ場所に着いた。
「やぁ、待たせてしまって悪いね……とシルヴィ君だけなのか、ハヤト君はどうしたのかな?」
待ち合わせ場所に来てみれば、シルヴィだけでハヤトがいないことに疑問を覚え。
「ご主人様でしたら、ある方達を迎えにいかれましたよ。」
別に隠す必要はないと言われていたので、今何処に何をしに行っているのかを話す。
「ある人を迎えに?……あ、リネス君達のことか……」
顎に手を当て考えていると、すぐに思い当たる人物が居たことに気付く。
「萌衣様は、リネス様方々とお知り合いなんですか?」
聞いた限りの話では、萌衣とハヤトは出会ったばかりでそれほど時間が経っていないはず。
勿論、ハヤトが事前に話している可能性もなくはないのだが、ここから向かわれる際にあとで説明すると言っていたので、迎えに言った人物を萌衣が知っていることに思わず聞き返して。
「まぁ、知り合いであるのかな?
今は私が治めているギルドで働いてもらっているのがリネス君なんだよ。
ちょっと用を伝えに行ったときについでに話を聞いたんだ。
だから待ち合わせ時刻より少しだけ過ぎちゃったんだけどね……それで、シルヴィ君はハヤト君がなかなか戻ってきてくれなくてあんなそわそわしてたのかな?」
萌衣が此処に着く少し手前辺りから姿が見えていて、明らかに誰がどう見てもなにか落ち着きがなく、ずっとそわそわしていたシルヴィが確認できていた。
「わ、私そんなにそわそわしてましたか……?」
自覚がないので首をかしげることしかできず。
「そりゃ、少し離れたところから見ても分かるくらいにはね?というか、自覚なかったんだね……」
無意識のなせる技なんだろうな。と考えるのをやめ自分のなかでそうまとめることにした。
「そ、そうだったんですか……は、恥ずかしいです……///」
萌衣以外の回りの人達からも同じように見られていたかと思うと恥ずかしさに両手で顔をおおい隠して。
「もっと可愛いシルヴィ君のことを見ていたい気分だけど、ご主人様のご到着みたいだね。」
萌衣が振り向いた先の方には、シア達とこちらに近づいてくるハヤトの姿が見えた。
「え…?ご主人様っ!」
その声に顔をおおっていた手をすぐにどけ、萌衣が向いている方向を見る。
その先に自分が慕っている人物を見つけると回りを気にすることなどもなく叫ぶ。
たった十数分と長くもない時間ではあるのだが、シルヴィにとっては一人でその時間を過ごすだけでも多少の不安は覚えてしまうほどであった。
別にハヤトのことを信じていないなどと言うことはなく、一人で置いていかれてしまっている寂しさから来る不安が強かっただけだ。
「シルヴィ、萌衣さん待たせて悪かったな。」
間もなくハヤト達も到着した。
「ハヤトさん、萌衣さんのことは自然に話したので知っているのですが…その隣にいる美しい女性の方は…?間違いでなければカティアちゃんと同じ竜人族ですよね?」
着くなり、知っている人の横に知らない人が居ることにシアが気になってハヤトに問う。
「あぁ、まだ紹介してなかったな。ちょっと色々あって俺と一緒について来ているシルヴィだ。
詳しいことは本人に聞いてくれたほうが良いと思う。お願いできるか?」
シルヴィがハヤトのことを慕っていてくれているとは言え、やはり話したらいけないこともあるはずなので、詳しいことは本人から話してもらうことにする。
「大丈夫ですよ。
ご紹介に預かりました、シルヴィアンカと言います。ご主人様と同じように親しみをもってシルヴィと呼んでいただければと思います♪
シア様、リネス様、リリア様、ミミル様、カティア様以後よろしくお願いしますね♪」
深くお辞儀を済ませ。
「様なんて堅苦しい呼び方は止めてください。気軽に呼んでいただいて構いませんから♪」
「うんうん、シアちゃんの言う通りだよ!様なんて堅苦しいのは止めて、ちゃん付けとかでいいんだよ♪」
「え、えっと、分かりました…し、シア…ちゃん……リネス…ちゃん……////」
滅多にちゃん付けで呼ぶことなどなかったので、ぎこちない言い方になってしまった恥ずかしさと、何だか良く分からない嬉しさに頬が桜色に染まる。
「シルヴィちゃん……可愛すぎないっ!?」
あまりの可愛さに大きな声が出てしまって。
「俺もそう思った。今のシルヴィを見て可愛いと思わなかったやつはどうかしてると思う。」
それにハヤトまでも賛同して。
「…ご、ご主人様まで…恥ずかしいので止めてください////」
あまりの恥ずかしさに顔だけじゃなく、耳まで真っ赤に染まりきっている。
「と言われてもなぁ、シルヴィが可愛すぎるのがいけないんだろ?」
可愛い反応が見れることに、ハヤトは一切止めようとはせず。
「そんなこと言われましても……///」
それだけ言うとついには黙りこんでしまった。
黙りこんでしまったシルヴィを見て少し申し訳なく思い、後でリリアと一緒に甘やかすことをハヤトのなかで確定させた。
「さて、シルヴィいじりもこれくらいにして、本題にはいるとするか。」
その後は、何を目的に何処へ向かうつもりなのかを萌衣とハヤトで説明し、念には念をと再度荷物の確認をした後に無事?旅へと出発した。




