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異世界転生~絶世の魔術師~  作者: キュウビ(仮)
56/73

~そして…~

色々とバタバタしてたら投稿がかなり遅くなってしまいましたm(__)m


それと、PVが25,000突破いたしました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


読者の皆様には感謝の気持ちで一杯です!!


これからも『絶世の魔術師』をよろしくお願いします!

「……それがゆういつ残された綴との約束だから、絶対に守り抜いてやりたかったんだがな……」


その会話のなかでシルヴィが自分の目の前で死んでしまった時のことを思い出してしまう。


「も、もしかして…わ、私が死んだ時のこと思い出されてませんか……?」


少し間があったことにもしかしたらと言葉にする。


「そうだが……それがどうした?


まさかと思うが『私なんかのせいで……』なーんて思ってないだろうな?」


目を細めてシルヴィを見つめ。


「うっ……そ、そんなことありませんよっ!」


ブンブンと目の前で手を降って否定はするものの、その行動自体がその言葉を肯定していることに気づいてはいない。


「そ、そうか……まぁいいか。


今この場で考えてしまった俺が悪いんだが……つか、全体的に俺なんだけども……んま、シルヴィが気にすることではないと思うな。」


そんなシルヴィに少しあきれつつも、腕を組めばそう考え。


「そ、そんな、貴方様だけが悪いわけでは……むっ!?」


ハヤトは抗論してこようとするシルヴィの口に手を当ててそれ以上しゃべれないようにした。


「この話はもう終わりだ。」


「ぷはっ…で、ですが…!!」


「終わりだ。」


きっぱりと言い切る。


「むぅ…貴方様がそこまで仰られるのであれば分かりました……」


不服と言わんばかりに口を膨らませるが、それ以上抗論しようとはしなかった。


「分かればいいんだ。


つか、流石にマジで報告しに行かないと時間的にもあれなんだが……。」


最後空を見たときには暗くなりかけていたはずの空は、既に陽も落ち月光が闇夜を照らしていた。


「あ……で、でも冒険者ギルドって夜でも開いてるのでは……?」


「かもな……けど、そこに萌衣さんが居なきゃ意味がないんだよ…」


「あの、その萌衣さん?って方は前に貴方様が仰られてたもう一人の異世界人のお方のことでしょうか……?」


「ん?そうだが、それがどうしたんだ?」


「あ、いえ…別にこれと言って理由はありませんけど、そうなのかなって思ったので。」


「本当か?」


「ほ、本当ですよ~!」


「ならいいんだけどさ。


……何かあったときは一人で悩まないで俺を頼れよ?」


「分かってますよ♪


もう、貴方様に迷惑懸けるようなことはしたくありませんから。

むしろ貴方様が頼ってもいいって思えるくらい強くなって見せます!!」


元気よく返事を返せば笑顔でガッツポーズをとって見せた。


「あぁ、それは楽しみだな。」


適当にでも、バカにするでもなく自分のために強くなってくれるといってくれた彼女のこれからの成長が楽しみに思っている気持ちから出た言葉だった。


「あ、それはそうと早く報告しに行かなくていいんですか?」


「……行かないとだな。」


話が脱線して本来の目的をまた忘れかけていた。


「貴方様ってしっかり者のように見えて抜けてるところありますよね?」


「余計なお世話だ。


それにシルヴィだって人のこと言えないだろ?」


「そんなことないですよ!私はしっかり者ですから何に対しても抜け目のないようにしてるんですよ!」


胸を張って言う仕草は、その大きな胸をさらに主張する。


そしてそれを前にして一切見ないなんてことができるはずもなく気づかれない程度に見てしまっていた。


「へぇ……そうなのかぁ……じゃぁ、竜の姿から人の姿に戻るときに裸で恥ずかしがってたのは何処のどいつだったけなぁ~?」


見てしまっていたことを忘れるようにシルヴィを苛めることにした。


「そ、それは……」


ジト目でこちらを見てくるハヤトに言葉がつまる。


「あとは、勝手に勘違いして大きな声をあげて回りから注目浴びて恥ずかしがったり……あぁ、この短時間でなんかい叫んだのを聞いたことだろうなぁ~?」


反応が楽しくてさらに追い討ちをかけた。


「……っ///」


シルヴィはと言うと恥ずかしさのあまり俯いて恥ずかしさに身を震わせていた。


「さぁて、誰だったかなぁ?」


とぼけるように首をかしげるが、目はずっとシルヴィを見ていた。


「うぅっ!!あ、貴方様意地悪ですよっ!!///」


とうとうシルヴィが顔を真っ赤に目尻には涙を溜めて怒った。


「いや、だってな…どっかの誰かさんが自分のことを抜け目なんてないとか言ってたからなぁ……」


軽く怒られたくらいでは止めようとはせずいじめ続け。


「だ、だって仕方ないじゃないですか!!

わ、私だってあんな声あげたくなんてなかったですし、あんな風に注目も浴びたいだなんて思ってないですよ……そ、それにとっても恥ずかしかったんですよ!?


は、裸を見られてしまったり…ふ、服の上から……その……も、もう!色々と恥ずかしかったんですから!!////」


一生懸命抗議する姿は子供みたいでハヤトは心のなかで可愛いな……と呑気に思っていた。


「わ、悪かった…流石にからかいすぎたな……もうからかったりしないから許しくれないか?」


けれど、流石に今にも泣きそうなシルヴィの顔を見てやり過ぎたことに気づきすぐに謝る。


「……ほ、本当にもうこんな風にからかったりしないですか……?」


じっと目を見つめ、嘘ではないかを問う。


「……本当だ。」


答えるまでに少し間が空いた。


「あの、今少し間がありませんでしたか?」


その不自然な間にシルヴィが目を細める。


「そんなことはないぞ。


ほら、ぼさっとしてないでさっさと行くぞ~。」


その質問を濁すようにそそくさとギルドへと入っていった。


「あ……ま、待ってくださいよ~!?」


そのあとを慌てたシルヴィがついていった。

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