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異世界転生~絶世の魔術師~  作者: キュウビ(仮)
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~告白~

「えぇっと……冗談…とかではないんですよね……??」


なんとなく返ってくる言葉は分かってはいたが、聞いてしまう。


「冗談でこんなこと言うわけないだろ。」


至って真面目に返す。


「そ、そうですよね……」


それでもなお信じられないっといった感じでハヤトを見続けてしまう。

結局落ち着くまでに三分ほどの時間を要した。


「す、すみません……初めて異世界の人に会いましたので、気持ちと状況を整理するのに時間がかかってしまいました……」


「気にすんな。誰だって初めてのことに出くわせばそんなもんだろ。

俺も例外ではないしな。」


(実際に、初めて神とか言う奴に会ったときも底知れぬ何かを感じで、とてもじゃないが話せるような状況じゃなかったのは良く覚えてるなぁ。


……まぁ、多少状況整理するのに時間をくれてたみたいだから普通に話せるようにはなったが。

けど、あんな何とも言えない空気は二度と味わいたくないな。)


「は、はい……えっと、貴方様は異世界の方だとすると……勇者召喚によってこちらの世界に来たのですか?」


『そのくらいしか私には思い浮かばないですけど……他に何かありましたっけ……』ぶつぶつと呟きながら考える。


「あとは思い付いても、転移魔法くらいですね……」


やっと思い付いたものでも、ハヤトとは全くではないがあまり関係のない方法である。


「それらのどちらでもないんだよな。」


「なら、貴方様はどうやってこちらの世界にこられたのですか?」


自分が述べた者のなかに正解がなかったのなら、それ以外の方法となるのは当然なのだが、それ以外が思い浮かぶことがないので本人に聞く手段しかなくなる。


「確か、転生ってことになるらしいな。」


「て、転生……どうしてまたそんなことになったんでしょう……」


確かにこの世界には数自体は少ないが、転生…何らかの生まれ変わりが存在したりする。


だが、その時代の生命あるなにかが死んだあと、どのようにして違う時代に転生するのかは、今のこの時代でも全く持って解明されることのない謎であり、これらの存在、記憶は、その事象を実際に行った者、もしくはした者させられた者のなかの、転生するより前の記憶を持ったままでいる一握りの者たちだけである。


その内の一人がハヤトなのだが……


「神様に頼まれたんだよ。」


ただ一言。真実を告げる。


「か、神様って……あの神様ですか……?」


驚きに目をぱちくりさせてながらも、聞き返す。


「シルヴィがどの神様を想像してるのかはしらないが……そうだな、この世界にも神様って存在するよな?」


「は、はい、様々な神様が存在しているはずです。」


「その中には、火を司る神様がいたり、水を司る神様がいたりするだろ?」


(んまぁ、存在してること自体は知っているんだがな。)


「そうですね……そのくらいであれば常識ですから、私でも知っています。」


それがどうしたんですか?と聞きたげに首をかしげて見つめてくる。


「なら、転生に関しても、それを司る神が居てもおかしくないよな?」


「あっ……そ、そうですねっ!!


でも、なんで言われるまで気づかなかったんでしょう……」


シルヴィのその疑問はもっともで、それぞれに司る神が居ることが分かっているはずなのに、『転生』に関してはその考えに至ることが一切無かったこと。


「もしかしたら、何か規制があるのかもしれないな。」


『転生』は生命を直接操るものであるが為に、悟られないよう『転生神』にまて思考が至らないように何かしらの制限をかけていられる可能性がある。


「だとしたら分かるわけないですよね……。


あ、話を戻しますけど、先程神様に頼まれたっていってましたけど…もかして、会われたことがあったりされるんですか??」


「あぁ、会ったことあるな。


つうか、俺はその神様に転生させられたみたいだからな。」


「それが『転生神』だったんですか?」


話の内容的に恐らくそうなのだろうと思う。


「だな。『イヴニア』とか言う名前だったと思うんだが……あってるよな……??」


『あ、やべ……あってるかどうかわからん……』独り言をこぼす。


その横でシルヴィは少し前に驚いたときより目を見開いてハヤトを見つめていた。


ハヤトは何か視線を感じた為に横を向くと、目を見開いてこちらをずっと見続けているシルヴィと目が合う。


「またか……次はなんなんだ……。」


ハヤトが言った言葉に、シルヴィが分かりやすく反応をする。その光景にも見慣れたので次はこちらから聞くことにする。


「い、い今イヴニア様って……わ、私の聞き間違いでしょうか……??」


「聞き違いな分けないだろ。俺ははっきりと『イヴニア』って言ったんだからな。」


さっきまであってるかどうかで悩んでいたが、それ以外に名前が出てこないので恐らくあってるのだろう。と自分のなかで完結させていた。


「で、ですよね……」


全く同様が隠せておらず、見開かれていた目が今は泳いでいる。


「はぁ……言いたいことがあるならさっさといえ。


これから報告にもまだいかなくちゃいけないのに、時間の無駄だろうが。」


ため息をつき、シルヴィに催促する。


「え、えっと……その……イヴニア様のことを貴方様は『転生神』と思われてるようですけど……一様『転生神』ではあることに間違いはないんですけど、正確にはそれだけではないのですよ……。」


と何が何だか分からないような言い方で混乱する。


「つまりどう言うことなんだ??」


簡潔手にいってくれと求めて。


「貴方様の知られているイヴニア様は、『転生神』イヴニアとしてだけではなく……『幻想神(イルシオン)』クレイシスとして崇拝されているんです。」


「…………。」


ハヤトはシルヴィから告げられた真実に言葉が見つからなかった。

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