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異世界転生~絶世の魔術師~  作者: キュウビ(仮)
37/73

~異なる転生者~

あわわ……いつのまにかPVが15000超えてた……


読者の皆様ありがとうございます!!


と言うことで今日は昨日に続けて投稿しますっ♪(o・ω・)ノ))


これからもよろしくお願いいたします(*´ω`*)

「あんた日本人か??」


この少年は何を言っているのだろうか……??日本人なんて人種はこの"異世界"には存在しないはずなんだけど……ん?でもこの少年私の"元いた世界"の人達と外見の特徴が一致しているな……私と同じ境遇の者なのかな??


けど、相手の素性がわからないのにこちらの情報を漏らすわけにはいかないね。


「君は誰だい?」


「俺は神咲ハヤトと言う者です。」


「神咲ハヤト君か。


聞いていたと思うけど、私は白銀萌衣だ。」


ニコッと微笑むと握手を求めるように手をつき出す。


「あ、はい。聞いてましたよ。」


ここで自分が礼儀を欠いていたことに気づき対応を改め、白銀萌衣からの握手に応じる。


「それで先ほどの質問なんだが。」


「それについては、いきなり変な質問をすみません……白銀さんが」


「萌衣で構わない。


それに普段の君の話し方で構わないよ。違う話し方をすると疲れるだろう?」


「そうですね……では……


萌衣さんの外見が俺の故郷の人達と似ていたもんで、もしかしたらと思って声をかけたんだが……」


「だから、『あんた日本人か?』と聞いてきたのか……くくくっ……。」


ハヤトが自分に聞いてきたときの言葉を思い出して、思わず笑いが込み上げてきてしまう。


「わ、笑うな……。


確かにあんな直球的な聞き方は無いと思うが……他にどう聞いたら良いのか分からなかったんだよ……。」


自分の言葉に対して萌衣が思わず笑われて、何とも言えない恥ずかしさに見舞われる。


「すまないな、思い出してしまってついな。


笑ってしまったお詫びに君の質問に答えてあげるよ。」


予想外の返答にハヤトは萌衣の顔を見て。


「…良いのか?」


「いいんだよ。元々そこまで隠していたものでもない。


それでも、知っている人は知ってるってレベルなんだけどね。」


ちょっとこっちにおいで、と小さな声と目線だけで奥の部屋についてくるようハヤトに指示して先に進む。


その後を静かに着いていく。


……途中まだ残っていた冒険者たちに何事かと見られていた気がしたが、無視を決める。


「ここは?」


ハヤトが連れてこられたのは大きな木製の作業テーブルに椅子が一脚、それとは別に三人ほど座れる二つのソファーを挟んでテーブルが一つあるだけの部屋。


「ここは私専用の部屋だ。つまりギルド長専用と言うことになるな。」


とソファーに腰掛けながらハヤトを見上げて。


「ほら、君も座らないか。」


トントンと自分の横に座るように促してくる。


(いや、流石に横に座るのはまずいだろ……立場的にも、状況的にも……)


萌衣とハヤトの関係はギルド長と冒険者と言う関係であって、簡単に言えば上司と部下のようなもの。


(とは言え既にため口で話している時点で関係もない気もするな……でも……)


萌衣の誘いには乗らず、テーブルを挟んだ向かいのソファーに座ることにした。


「君もつれないな?」


なぜか少しほほを膨らませて不満げに見てくる。


「つれないなって……口調はいいとして、せめて接し方とかだけでもちゃんとしとかないといけないだろ。」


「でも、ここにはハヤト君と私しかいないんだぞ?」


こてんと首をかしげる。


「なら、なおさらだろ……」


どことなくめんどくさそうな性格だな。と第一に思ってしまった。


「んん?言ってる意味がわからんのだが??」


同じ首の角度のまま、真面目に分からないといった感じで見られて。


「……ちょっと例の件とは関係無いが聞いても大丈夫か?」


「ん?答えられる範囲でなるけど、それでもいいなら聞いてくれで構わないよ。」


「それじゃ聞くけど、萌衣さんは誰かと付き合ったりとかしたことあるのか??」


どうしてもこれが気になり聞くことに。


「付き合うとは??」


買い物とかクエストとかか??と聞き返されて、心のなかで『やっぱりか……』と顔に手を当てる。


「どうしたんだい??急に顔に手を当てて。」


気になってテーブル越しに萌衣がハヤトの顔を覗きこむ。


「いや、ちょっとな……ってゎっ?!」


手を顔から離して話を続けようとしたが、萌衣の顔が自分の方に近づいていたこと…それともう一つの理由で変な声が出てしまう。


「な、なんだ??」


萌衣はと言うと、顔に手を当ててたと思えば次の瞬間には変な声を出してしまっているハヤトに疑問を浮かべるしかなかった。。


「え、えっとな……その、普通に座ってほしいんだが…?


……目のやり場に困るんだよ……。」


後半は声が小さくて萌衣には聞こえていなかった。


「む?あぁ、すまない。まだ会ったばかりの奴にあんなに近づかれては困って話が進められないな。」


『先程も私のとなりに座るのをいやがっていたしな。』と呟き、一人で納得する。


(なんだこの人は……無意識にもほどがあるだろ……さっきの体勢はマジでやばかったぞ……。)


ハヤトが言うそれは先ほどの萌衣が覗きこんでいた時の体制のことで。


簡潔に言えば、テーブルに両手をつくことでバランスを崩さずに見てきてたのだが、そのついている腕と腕に挟まれるかたちで萌衣の巨乳とまではいかないが、そこそこ大きな胸がなお強調されていたのだ。


そのような光景を見て男が動揺せずにいられようか……それに加えて、萌衣とハヤトしかいない部屋の中である。


正直いって"意識しない"何てことは不可能に近かった。


「と言うことで話を元に戻そうか。」


そんなハヤトの思いも露知らず、改めてソファーに腰を下ろすと真面目な顔で話を進める。


「私が日本人かどうかだったね……つまりは転生者のかどうかってことで間違いないね?」


「そう言うことになるな……ん?」


さも当然のように聞かれたが、その聞かれ方になにか違和感を覚える。

そしてその違和感はすぐに頭のなかで処理されて答えが生まれる。


「君の言う通り、私は日本人……転生者だよ。」


爽やかな笑顔を浮かべてそう答える。


その回答にハヤトも笑みを浮かべ。


「やっぱりか……。」


と返すのだった。

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