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異世界転生~絶世の魔術師~  作者: キュウビ(仮)
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~討伐クエストへと~

「……感想もいったからもういいだろ?」


シアとリネスの目の前には、顔を若干染めて、そっぽを向いて話すハヤトがいる。


「今回はこのくらいでいいことにしますね♪」


ぱぁっと活発でかわいい笑顔で告げる。


「今回はってなんだよ……まぁ、いいか。」


「ふふ♪」


シアに弱いハヤトは結局その言葉の意味を問い詰めることはできなかった。


「そう言えば、何でハヤトくん帰ってきたの?


……お出掛けが終わった風には見えないし……?」


「言われてみれば、ミミルちゃんとリリアちゃんの姿がないですね??」


「何かあったの??」


「あぁ、二人のところに来た理由も含めて話したいことがあるから一旦帰ってきたんだよ。」


「話したいこと??」


「何か良いことでもあったんでしょうか?」


「んー……個人的には良いこと…だな。


緊急討伐クエストってものがあって、今それに行ってくれる冒険者をギルドの方で募ってるらしいんだよ。」


「き、緊急討伐クエストですかっ!!?」


ここの都市でも中々聞くことのなかった『緊急討伐クエスト』の単語がまさかハヤトの口から出てくるとは思ってなかったために思わず大きな声を出してしまう。


「ど、どうした大声あげて?」


「どうしたじゃないよっ!?今緊急討伐クエストっていったよねっ!?」


「ん?あ、あぁ、言ったが……それがどうかしたのか?」


何も分かっていないハヤトは何故リネスがこんなに驚きを隠せずにいるのかが不思議でしたかない。


「緊急討伐クエストってのはね、全ての国のギルドや、冒険者の調査班等の全く想定できないような魔物が現れたりしたときに出されるものなんだよ。」


「へぇ……そいつらが現れたらどうなるんだ?」


「それは、狙われた都市は最悪全壊、よくて半壊といったところかな……けど、Sランク冒険者が一人でもいたら話は変わってくかな。」


「と言うと??」


「Sランク冒険者ってのは、Aランク冒険者と比べてたったひとつしかランクは変わらないんだけど、SランクとAランクとでは実力の差がかなりあるんだよ。


それに、Sランク冒険者はそれぞれが使えるユニークスキルってものを持ってることが絶対条件だからね。

まぁ、『ユニークスキル』を多様に使いきる技術とかもちゃんと必要なんだけどね?」


リネスの話を聞くなかでハヤトは1つの単語に耳がいく。


(『ユニークスキル』ってどんなものなんだ??


名前的に考えても、それぞれが持つ固有の能力って感じがするが……)


「どうしたんですかハヤトさん?急に考え込むようにしてますけど?」


「あ?ん、いやな、今リネスが話してたことの中で1つ気になる単語があってな……、どんなものなの勝手考えてたんだ。」


「気になる単語??……あ、もしかして『ユニークスキル』のこと?」


「そうだが……何でわかるんだ?」


「だってハヤトくんのことだから、それしか食いつくところなんてないかなぁ~何てね?」


「そ、そうか……んで、その『ユニークスキル』ってなんなんだ?」


「『ユニークスキル』は、名前からをわかると思うけどその冒険者しか持っていない特別なスキルのことだよ。」


「特別な、か……そう言えばクエストに行ってからステータス確認してなかったな……」


そんなことをぶつぶつと呟く。

それを聞いていたシアとリネスは


「え?クエストいってたの??」


「あぁ、ゴブリン討伐クエストっ言う初心者用のクエストだけどな。


次はシアとリネスも一緒にいくだろ?」


「う~ん…私は勤めてる冒険者ギルドの方から休みがもらえたらかなぁ……一様冒険者としても両立してやっていけるんだけどね。」


「リネス自身が考えて出した答えなら、俺はそれを応援するからな?


だから、自分がやりたいようにすればいい。」


「そうだね……ちょッと考えてみようかな?


うんと、それでなんの話してたっけ?」 


「『ユニークスキル』の話だろ?」


ハヤトがそう答える。


「あぁ、そうだったね!」


ぽんっと手を打って、「さすがハヤトくん♪」と褒めるように言う。


「さすがと言われるのはちょっと意味わからんが……んで、話を戻すけどな。


そのそいつしか使えない『ユニークスキル』ってのは強いのか?」


「そりゃもう、強いのなんのって感じだよっ!


使う人にもよるけど、場合によっては自分より格上のものと戦うときとかでも、『ユニークスキル』があるだけで有利に戦うことができるんだよ!」


「そんなに強いのか……一度でいいから手合わせしてみたいな……」


「ハヤトくんでも、『ユニークスキル』持ち相手は厳しいんじゃないかなぁ……」


「さぁ?それはやってみないとわかんないぞ?」


にやっといやらしい笑みを浮かべて。


「……もしかしてだけどさ、『ユニークスキル』に対抗できる手段でもあるの……?」


「それは、その時までのお楽しみだな。」


「え~!!教えてくれてもいいじゃん~!!」


「わ、私も気になります!!」


リネスだけでなく、シアまでも賛同してくる。


「今教えたら楽しみがなくなるだろ?


それより、外でミミルとリリア、それと1名またしてるんだからさっさと服を着ていくぞ?」


そこで二人は自分達がまだちゃんと服を着ていなかったことを思い出す。


「す、すみませんっ///」


「あわわ///すぐ着替えるから、ちょっと外で待ってて!//」


シアは手で大事なところを隠すように、リネスは着替えるからとハヤトを後ろから押して外に出てもらおうとする。


「危ないから急に押すなよ……とりあえず外で待ってるから早くしろよ?」


それだけを告げてドアから外へと出る。


「あはは///な、なんか色々と恥ずかしい時間だったね……///」


「そ、そうですね……///」


二人の間にしばしばの沈黙が流れたのちに……


「さ、ささっと着替えてハヤトくん達のところに行こうか//」


「待たせ過ぎると悪いですしね…//」


まだ恥ずかしさは残っているものの、待たせ過ぎてもダメだと思い早めに着替えてハヤトたちが待っている宿屋の前に向かうのだった。

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