プロローグ
あー、どうも。読者の皆さん、おはこんにちばんは。
俺の名前は倉上 祥吾。平凡とはかけ離れている高校生だ。
まあ、この世界自体皆さんとは違う世界なのだが・・・。
この世界は皆さんの世界のように科学が進んだ世界だ。だがその過程である進化が起こった。
それは「超能力」と呼ばれるものが発現したのだ。
一番最初に発現したのは5歳の男の子だった。
その男の子は、日頃から鳥のように空を飛びたいと言っていたらしい。
そしてその男の子が5歳の誕生日に男の子は飛んだ。
そしてそれは瞬く間に世界中に広がった。
世界中の5歳になった子供たちが様々な能力を発現したのだ。
先ほど紹介した男の子は空を飛んだ。貧困の国の女の子は体を温めるための火を出した。
水を操る子、姿を消すことができた子、一瞬で他の場所へ移動した子。
様々な能力が発現された。
そして世界政府は、5歳になった子に自分の能力を報告する義務を与え、そしてそれを使うことに制限をかけた。
それが起こったのが50年前。
そしてここからが物語の始まりなわけだが・・・。
俺の幼少期から話すことにしようかな。
まあ、気楽に聞いてくれればいいさ。