コーヒーと雨
日本語が変だったらすみません
朝から雨が降っていた。
アパートの窓に、小さな水の滴が次々と打ちつけられ、落ちては止まり流れていく。それをぼんやりと見つめながら、絵里はコーヒーを淹れていた。
親の反対を振り切り実家を出て上京し、一人暮らしを始めてまだ半年。慣れないことばかりだけど、この静かな雨の朝の時だけは、少しだけ自分に優しくなれた気がした。
コーヒーメーカーから立ち上る湯気。ふわりと香ばしい匂いが部屋全体をゆっくりと満たしていく。絵里はお気に入りの白いマグカップを手に取り、窓際の椅子に腰を下ろした。
外は相変わらず灰色の空。けれど、誰かが歩く足音や、遠くの車のタイヤが水をはねる音がかすかに届く。
「雨の日も悪くないな」
思わずつぶやいた声が、小さく部屋に響いた。
スマホから通知音が一つ鳴った。
大学の友人からだった「今日、暇?空いてたら一緒にカフェにでも行かない?」というメッセージだった。
一瞬迷ったが、絵里は返信した。
「うん、行こうか。なんだか雨、好きになれそうだし」
カップに残ったコーヒーをひとくち。
少し冷めてしまったけれど、なんだかそれも、悪くなかった。
彼女は窓の外に視線を戻した。雨粒が流れるガラス越しに映る街の景色は、いつもより少し静かで、ゆったりと時間が流れているように感じられた。
「今日は、きっといい一日になる」
小さく自分に言い聞かせて、絵里はマグカップを両手で包み込むように握った。
天気は雨模様だが心はまだ冷えてはいない。
こういう何気ない一日一日を大切にして、喜びとか楽しさみたいなのに変換すると、毎日嫌なことがあっても明日も頑張ろうって私は思えます。