自分の過去を見つめる
あれは、いつの事だろう??
「お前は、役に立つ人間になりなさい。」
祖母から繰り返し聞かされた言葉!!
それが良かったか、悪かったかは自分では分からないが、心に刻まれた深い記憶!!
俺は40になる精神障害者。
1年前になんとか社会復帰が出来て安心したばかり。
精神障害者になったり生活保護受給者になったり本当に色々な経験をしてきた!!
そんな自分の、どこにでもあるような過去を書いて残してみようと思ったのは、いつからだろう。
ただ、そうすることで自分の過去と向き合うと同時に誰かの助けになればと思ったから。
いちばん古い記憶を考えると、2.3歳のときに祖母が家に帰ってきた時だ!!
高知で有名なサワダマンション。そこに俺は住んでいた。
再婚同士の両親の1番末の子として。
今でも、思い出すのが「お前は、女やと思ったから産んだ。」親から散々言われてきた言葉。
そんな中でそうやって言われるのが、当たり前の生活。
それに対して疑問も男で産まれたことを親が嫌がってたことにも気づかないまだ小さな俺。
すぐ上に2人の姉がいたからまだ良かったのかもしれない。
そんな生活の中で、祖母が家に帰ってきたのは有り難い出来事だった。それまでは、家族の底辺で親兄弟の顔色をうかがいながら、どうしたら怒られずに済むかをいつも考えていた。
祖母が帰ってきて、俺たちの面倒を見てくれるようになるまでは、意に背いた事をすれば怒られご飯が食べれない日々があったからだ。