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ゲーム&エンビル!  作者: ユーマ
第2章第4ステージ「危機」
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第2章第25話「悪夢の襲来と8人目の12天王」

リアルで色々あって執筆が遅れてしまいました

この数年で起きた不可思議な事件の数々。


突然気が狂ったり、凶暴な怪物になったり、急に罪を告白したり。


そしてそれらにか必ずって言っていいほどの未確認情報として出てくる天使と悪魔の噂。


桃山キザクラとユズにとっては、言い逃れやデマ等として気に留めなかったのだった。


だがしかし、加納夢麻の裁判の日で、その考えを覆す出来事が起きたのであった…。















ナルホド「やっぱりお前の仕業だったな、魁天魔の3幹部の1人『アゲロス』!」


成歩道が「アゲロス」と呼んだ男にそう叫んだ。


先の光景で裁判員や傍聴人達が逃げ回る中、キザクラとユズは茫然していた。


すぐにキザクラは我に返り、拳銃を取り出して、アゲロスに向けた。


キザクラ「あ、貴方なんて事を!殺人の現行犯で…!」


言い終わる前に、拳銃は真っ二つに切られた。


アゲロス「こんな骨董品(おもちゃ)でわたくしを倒せるとでも?」


首根っこをつかまれる。


ユズ「き、キザクラ姉さんを放しなさっ」


アゲロス「ジャマです」


手で払いのけられ吹き飛ばされた。


アゲロス「全く。力も知力もない癖に自分達が神にでもなったかのように人間同士の自滅し合い(同種の潰しあい)を娯楽にしている人間(ヒューマン)がわたくしに歯向かうんなんて」


今にも首の骨が折れそうだ。


すると、傍聴席から誰かが飛び蹴りしてきた。


夢麻「なおさん!」


なお「全く。やってくれたわね。しかもよりによってアンタだとは」


なおはキザクラを抱きかかえながら夢麻の側に着地し、キザクラはゲホゲホと慌てて空気を吸い込んだ。


キザクラ(こ、この女は、確か加納夢麻の資料にあった…)


なお「そこのユズ(あんた)!キザクラ(彼女)を連れてさっさと逃げなさい!」


なおが自分に顔を向けるなり、そんな事を言ってきた。


ユズ「い、一般市民が何を言って…」


なお「悪いけどそのセリフそのまま返すわ。アタシにとっては、ユズ(あんた)キザクラ(彼女)は一般市民だけど」


アゲロス「ほほう。案の定貴女もいましたかナオ・グリーンスカイ。マイパートナーを見限らないなんて、相変わらず甘い性格ですな」


なお「アンタらと一緒にしないで欲しいわ。こんなくだらない作戦で夢麻を社会的に抹殺しようとするなんて。指紋やらなんやら魁天魔(アンタら)にとって不自然なく偽装とかやれるでしょ?」


この女は何を言っているだろうか。意味不明な固有名詞ばかり言って何がなんだか。


すると、法廷の外から2つの影が出てきた。


しゃる「ゴメン!遅くなった!」


なお「ちょうど良かった。この2人を連れて安全な場所まで連れてって。多分抵抗するかもしれないから眠らせるか気絶させるかしておいて」


るな「相変わらずね。ほら。さっさと来なさい」


呆れるなり、るなは吹き飛ばされたユズを抱き起こし、しゃるはキザクラお姫様抱っこで抱えた。


キザクラ「ま、待ちなさい!まだ色々聞きたいこととかが…」


言い終わらない内に崩壊した法廷から連れ出され、キザクラとユズの記憶がここで途切れてしまった。




















なお「さて…これで邪魔者無しでやりあえるわね」


なおは手を鳴らしながらそう言った。


当然だ。マイパートナーである夢麻がこんな仕打ちにされたので、苛立っている。


夢麻はなおの後ろにいる。


なお「もう心配しなくていいわ。ここからがアタシ達のやり方で行くから」


夢麻はすぐにその意味を理解し、いつでも腕輪を掲げあげれるように構えた。


アゲロス「全く。どうして生かす意味もない下等種族を守るのか理解できませんな。下等種族は下等種族らしく我ら上級種族の道具になればいい物を」


アゲロスは倒れた洋子の頭を掴みあげ、何かの結晶を取り出し、埋め込んだ。


瀕死の状態だった洋子の傷口がみるみる塞ぎ、体が異様な形になった。


なお「あれは!?前に何度も見た…。やっぱりアンタが…」


アゲロス「ご名答。貴女が解決した事件の一部はあくまでわたくしの実験に過ぎない。おかげで、いい試作品ができました」


変化が止まると、これまでと比べられないほどの異様で大きな姿になっている。


アゲロス「名を付けるとすれば、『負の結晶(ネガクリスタル)』とでも呼んでおきましょう。試運転代わりとしてまずは()()()()()()()から消えて頂きましょう」


視線の先には、成歩道の隣にいる少女がいる。


誰だか知らないけど、逃げ遅れたなら成歩道と共に逃がさなきゃ。そう思うと、成歩道が。


ナルホド「何を企んでいるか知らないけど、僕と()()()()()()()()()が何の対策もなしに法廷に来たとでも思ったか?」


え?今なんと?


アゲロス「ま、まさか…。その小娘は…」


夢麻「ど、どういうことですか?」


なお「そういえば夢麻には言ってなかったわね。剛腕弁護士ってのは表の姿。けど、そのもう1つの姿は…」


すると、言葉を遮られるように壊れた扉が吹き飛び、のんが飛び出た。


のん「なおお姉ちゃん!ちょっと遅れちゃったけど、()()()()持ってきたよ!」


なお「ちょうどよかった。早速ナルホドに渡して」


のんは、取り出した2個の腕輪を成歩道に投げた。


アゲロス「!させません!」


なお「こっちのセリフよ!夢麻!」


夢麻「は、はい!『チェンジングスタイル!』」


2人の姿が変わり剣で怪物になった洋子の動きを止める。


腕輪は成歩道と隣の少女がキャッチした。


少女「行くよ!ナルホドくん!」


ナルホド「あぁ!ヨイちゃん!」


2人が腕輪をはめて光出した。


なお達に押し返された洋子はよろめいた。


なお「アイツはアタシ達と同じ12天王で、天使四天王の1人!」


輝きが消えると、服装が変わった2人が立っていた。


なお「その名は『ドラゴワン・ナルホド』!」

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