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ゲーム&エンビル!  作者: ユーマ
第2章2ステージ「悪夢」
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第2章第11話「悪夢の終わりと新たなる悪夢」

天魔堂 会議室


なお「…それでは、今言った作戦通りに改心を行うわ。内一人である極悪の奴はアタシとアンジュ、ブロリで行く」


打ち合わせにアンジュが手を挙げた。


アンジュ「1つ言い?最後の1人なのに何でアンタが手伝うのさ?」


なお「今回ばかりは厄介な相手でね、殆ど手は出さないけど、何かあったときに傍にいないと。特に()()()は」


アンジュは「あぁ」と納得した。


なお「この間はウィングに怒鳴られたからしっかり見張ってないと」


アンジュ「あれはブロリが…」


言いかけたが、何かを諦めたようにそれ以上口に出さなかった。


なお「さて、作戦は今日の夜に開始するわ。それまで各自休むように」






















その日の夜


とあるネットの裏掲示板では特定の芸能人を誹謗中傷するためのターゲット探しをされていた。


先日も有名な芸能人を誹謗中傷のせいで自殺をしたが、警察は未だに特定に至っておらず、それどころか1月も経たない内に捜査を打ち切ってしまった。


被害者家族は捜査再開を訴えたが取り合ってもらえず、泣き寝入りするしかできなかった。


今も、反省すらしない裏掲示板のユーザー達がまた誹謗中傷する相手を探していた。


とある住宅のとある住人は、その1人で、あるサイトに注目していた。


天魔堂の公式ホームページで、そこには「期待の新生ゲームシナリオライター兼ゲームクリエイタープロデュース『NEWLANDクロニクル』〇月×日発売予定!」と書かれていた。


男「何が『期待の新生』だ。ちょっと運が良かっただけで調子に乗りやがって…。だったらその期待の新生とやらを正義の鉄槌で地獄までたたき示してやろう」


裏掲示板を立ち上げ、キーを打った。


「おい、例のゲームのサイト見たか?『NEWLANDクロニクル』とやらのゲームを作ったあの会社」


「あぁ聞いたことある」


「ゲーム雑誌には期待度上位にいるらしいが、俺的にはクソゲーだ」


「あぁ俺もだ」


「あんな下らねぇゲームがどこがおもしろいんだ」


「いつも通りに中傷しまくって自殺に追い詰めてやろう」


「あぁ!どうせケーサツは動かねぇだからなWW」


「では早速中傷ゲームを開始しようターゲットは…」


…だがこれ以上メッセージが打てなかった。


いや、正確にはキーを打っても文字が入力できなくなったのであった。


男「どうなっている?文字が打てない」


マウスも動かすがうんともすんともしない。


まさかフリーズでも起きたのか?


男「仕方ない。一旦再起ど…」


?「そんな下らない事をするヒマがあったら、アタシ達が遊び相手になってあげるわ」


突然後ろから声がし、振り向くと、女2人と大男1人が立っていた。


男「だ、誰だお前ら!?どうやって入ってきた?!」


なお「アタシ位なら、あんな内側にかけたカギなんてドアが開きっぱなし当然よ」


なおは手から小さなカギを見せつけた。


なおの持つカギ「スパイキー」は大体の鍵穴なら形が変わり開けられるのである。例え扉の反対側でも扉が通り抜けるように鍵穴に差し込めるのである。なお、スパイキーは防犯防止の為、決められた職の決められた者しか所持が許されないのである。所有者以外の者が使用すると、死に至るという。


なお「話戻すけど、アンタに度胸があるなら、ゲームをしようじゃないか」


男「ゲームだと?」


なお「いつもはアタシがやるけど、今回は事情でこの2人が相手になってあげるわ」


なおが2個のサイコロを取り出した。


なお「ルールは簡単。この2人が出したサイコロの目よりも少なければアンタの勝ち。同じ目でもアンタの勝ち。どう?シンプルで簡単でしょう?」


男「何でお前らとゲームしなきゃいけないんだ。付き合ってやらねぇぞ」


なお「拒否権は無いわ。アンタは遊び半分で人の命を奪った罪は重いわ」


アンジュとブロリにサイコロを1個ずつ渡した。


なお「では、先行はこっちからね」


2人はサイコロを床に投げ、出た目は両方とも「6」だった。


男「なんだよ!両方とも6じゃ俺が勝ったも当然じゃないか!」


なお「確かに普通ならこれで終わりだけど、これは天使と悪魔が見守る天魔のゲーム。最後までゲームを続ける義務があるわ。サイコロを投げなさい」


男「だったら、望みどおりに…」


サイコロを拾い上げ、


男「してやるよ!」


アンジュとブロリの顔に投げつけた。


落ちたサイコロの目は両方とも「1」だ


男「どうだ俺の勝ちだ!負けたお前らには、お前らの顔をネットに挙げて、永遠に正義の鉄槌が振り落とし続けるぜ!」


スマフォを取り出し、写真を撮ろうとしたが、スマフォの電源が何故か入らない。バッテリーはフルになっているハズなのに。


なお「いいえ。2人の勝ちよ。よく見なさい」


アンジュは隠し持っていたナイフで、ブロリは手刀でサイコロを切り、ふたつに切れたサイコロの目は「1」と「6()」になっていた。


なお「ラッキーダブル7(セブン)。負けたアンタには、罰を与える!」


一瞬で景色が変わり、男の周りには多くのゾンビが群がっていた。


なお「お前達の中傷で死に追い込まれた人達の慣れの果てよ。せいぜい仲良くなりなさい」


男は悲鳴を上げ、その場から逃げ出した。


だが、何故か崖があり、追い詰められた。


すると、ゾンビの群れの中から、天使の翼が生えたアンジュが現れた。


男「た、助けてくれ!俺達が悪かった!遊びで冗談でやっただけだ!なのにあいつらが真に受けて自殺しただけだ!だから!」


アンジュ「……言い訳は聞きたくない。失せなさい」


拳銃を取り出し、男の足元に発砲し、驚いた男は転落した。


男は奈落の底に落ちていった。


…が、途中で宙に浮くように止まった。


男「た、助かった?」


顔を後ろに振り向くと、そこには、先ほどまで大人しかった大男が、悪魔の羽を生やし、180度逆転し地獄の鬼すら逃げ出すような凶悪の顔をしながら自分の足をつかんでいた。


男「ば、化け物!!!!!????」


ブロリ「化け物?違う。俺は…悪魔だ」


胴体をつかみ、高速で飛び、向こうには、巨大な岩盤がある。


悲鳴を上げながら、岩盤に激突した。



























男「ぎゃゃゃゃゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


なお「幻覚とはいえ、お前に相応しくない惨めな最後だったわね」








♡GAMEOVER♡






















次の日の夕方


キャスター「次のニュースです。何人のも芸能人を誹謗中傷し自殺に追い込んだSNSの裏サイトの悪質ユーザー達が逮捕されました。容疑者達は、遊び感覚で被害者達を中傷し、死に追いやった卑劣極まりない犯行を行っていましたが、今朝その管理人で主犯の男が警察に自首をし、事が発覚したことで、警察は他のユーザー達を次々と特定して逮捕しています。また、容疑者達は、『天使や悪魔の姿をした化け物達に襲われて殺されてしまう所だった』等と意味不明な供述をしており、薬物鑑定や精神鑑定で検査した所、異常はなく、罪を軽くする為のデマを言っていると思われます」




そのニュースを渋谷の人ごみの中に街頭ビジョンで見ていた者がいた。


???「アンジュとブロリの出所した噂はホントだったみたいだな。…やっと()()()()を確保したし、久々にナオ達に顔を出すか」

















同時刻 天馬堂


ウィング「さわぎをおこすなっといったが、これでりすとぜんいんかたづいたな」


電話でその事を言うウィング。


なお「これで2人は正式に釈放よね」


ウィング「そうだ。ふたりによくやったとつたえといてくれ」


なお「わかったわ。じゃ、また…」


ウィング「まった。おまえにいいわすれたことがあった」


なお「言い忘れたこと?」


ウィング「()()()が、()()()()()をかいしゅうしたからおまえたちのもとにいくと…」






ここまでの物語をセーブしますか?


はい⇦


いいえ

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