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ゲーム&エンビル!  作者: ユーマ
第2章2ステージ「悪夢」
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第2章第8話「悪夢の始まり」

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始めから

オプション



6月10日 日本時間午後9時50分 P3会場


ウィング『だからなんどもおおごとになるなってあれほどくぎをさしといたのに!』


なお「わかったわかったって」


P3が開催される直前にウィングが電話をかけてきた。


どうやら(人間達は公になってないが)アンジュとブロリの改心と執行が予想以上に話題になってたらしく、天魔界を始めとした異界にも大騒ぎになっているらしい。


ウィング『だいたいおまえたちしまいはいつもいつも…!』


なお「わかったわかったから!あ、呼ばれたから切るね」


慌ててケータイの電話を切る。


なお「全く…。ウィングのお説教はいつも長いなんだから…」


ケータイをしまい、夢麻達のいる部屋に入った。


なお「皆。いよいよ始まるけど、準備の方は?」


夢麻「スマシスの新キャラPVと私のゲーム『NEWLAND(ニューランド)クロニクル』の準備はできてます!」


葵「新キャラの配信用データの機材はバッチリよ」


亜子「撮影用のカメラもあるぞ」


巫女「ビデオカメラもあるぞ」


るな「遊園地に来たわけじゃないからカメラ必要ないでしょ」


カメラを取り上げられた。


なお「さて、わかっていると思うけど今日は念願の新ゲームの発表だから、気合を入れて取り掛かるわよ」


一同は「はいっ!」と大きく返事をした。


葵「そういえば、アンジュとブロリ(あのふたり)は?」


なお「別室で待機しているわ。何かあったときにすぐに動けるように」


葵「そうか…」


不安顔で返事する。


それもその筈。ブロリは普段は大人しいが、悪人に制裁をする際に性格が凶悪になって、その悪人が、恐怖のあまり、何もかも罪を告白するらしい(当然ながら悪魔の翼を生やした大男に襲われた事は誰も信じないが)。


有原姉妹が冗談半分でその様子を見たいとなお達に頼んで、アンジュにカメラを仕込んでもらい、その一部始終を見たのである。


しばらくはあの光景の夢を見続けるであろう…。


なお「それじゃ、仕事に専念しつつ、P3を楽しむわよ!」


一同「「おー!」」


葵「おー…!」


ただし、葵のみである。








同時刻 P3のとある部屋


アンジュとブロリは、用意された現地の料理を食べながら待機していた。


ペーシュ「おかわりはいかがですか?」


アンジュ「今の量でいいわ。…ちょっと私達の世界のニュースを読み上げてくれる?」


ペーシュ「わかりました」


ペーシュはケータイを取り出し、ニュースを立ち上げた。


ペーシュ「えーと。『アンジュリーゼとブロリの出所から2ヵ月』『悪魔四天王アロマまたもや大活躍!占いで銀行強盗を未遂で防ぐ!』『天魔四天王ナオが経営するゲーム会社「天魔堂」の新作ゲーム本日発表!』」


アンジュ「あっちでもゲームの話題か…。他は?」


ペーシュ「特に目ぼしい物は…?気になるのがひとつ…」


アンジュ「何だ?」


ペーシュ「『ラピンチェマジカル銀行の襲撃犯いまだに見つからず』と書かれております」


アンジュ「ラピンチェマジカルの銀行が襲われた?いつ?」


ペーシュ「えっと…去年の3月と書かれています。ですが、盗まれた物は無く、襲撃された金庫には前日にすでに空になったって書かれてます」


アンジュ「あの高度なセキュリティの銀行を襲うなんて…」


そう言えば、刑務所に入る少し前に何が入っていたかは知らないが、0番金庫にはとても重要な物が保管されているってウワサを聞いた事がある。


一説には世界を破壊する兵器の設計図だとか、死者を蘇らせる秘薬のレシピとか言われているが、真偽を知る者はおそらくいないであろう。


アンジュ「襲われた金庫の番号は書かれている?」


ペーシュ「公表されていません」


…公表しないって事は0番金庫が襲われた可能性が高そうだ。


…なお達はその事を知ってるだろうか。

















同時刻のとある場所


???「ミオ様…0番金庫に入っていた()()()の行方は分かっておりません。やはり女神パルテノに先手を取られたかと…」


ミオ「そうか。…まあいい。金庫の物はとりあえず後回しにすればいい。()()()()()()()()()()()のだからな」


???「そんなのん気な事を言ってられますか?」


目の前に立体映像が出てきた。


ミオ「『アゲロス』か。0番金庫の事といい有原ここ(あの小娘)の事といい、負のマイナスエネルギーパワーを増幅させる薬品といい、お前のやることは悪趣味すぎるわ」


アゲロス「わたくしめの研究の実験と言ってください。しかし、女神の手に渡った例の物はともかく、ナオ・グリーンスカイとその姉妹のマイパートナー契約とアンジュリーゼとブロリの出所。少々厄介な事になりましたね」


ミオ「ゲス男め。アンタに言われたくないわ。何の用よ?冷やかしに来た訳じゃないよね?」


アゲロス「誉め言葉として受け取りましょう。少々()()()()()を見つけましたので、今度はわたくしめが自ら出向く事に決めましたので、お知らせを」


ミオ「面白い事?何のこと?」


アゲロス「貴女の姉妹とマイパートナー契約をしている()()の事で…」

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