第2章第6話「ブロリと噂」
なお「久しぶりじゃないブロリ。いきなりの1発は凄かったわ」
吹き飛ばした大グモを片手で持ち上げる大男に話しかけるなお。この大男がブロリ…。上半身裸だが、体中古傷が無数ある。
なおとアンジュ、ウィングは乗物から降りた。
なお「みんなは待ってて。一応危険人物だから。のん達はみんなを守ってて」
3人はブロリに近づく。
ウィング「ぶろり!わたしにとってはふほんいだがいまもっておまえをしゃくほうすることになった。おかあさまのめいでね」
ブロリ「お母さんが?」
ウィング「あぁそうだ。はなしはのちのちせつめいするからのるのよ」
3人はブロリを連れて乗物に乗り込んだ。
アンジュ「気をつけなさいよ。見た通りにすごい力を持っているから」
乗り込んだブロリを見てみるとすごい体格の割にはおとなしそうだ。
ウィング「ではかえるぞ。いろいろてつづきしないとな」
同時刻
人間界のとある場所で占い師をやっている天使の老人がある世にも恐ろしい占いを見たのであった。
災害による世界の最期?それとも巨大隕石の襲来?
そんな可愛いものではない。
おそらく天界も魔界も天魔界も恐れるであろう最悪の事態。
『アンジュリーゼとブロリの出所』
その情報が瞬く間に広がり、異界の人々は大慌てで対策をし始めた。
ダイナマイト100個爆破しても壊れない冷蔵庫やドア等を買おうと客達が店に殺到。
物質や素材に食材が高額に急上昇し、女神に仕える上層部はサーキットブレイク(株式市場や先物取引において価格が一定以上の変動を起こした場合に、強制的に取引を停止させる事)を発動したが!それ以上にパニックが起こってしまった。
上層部の幹部は、女神の元に訪れた。
幹部「女神パルテノ様!これはどういう事です!?国民達があのアンジュリーゼとブロリが釈放したと言うデマに振り回されていて!」
背を向けていた女神は振り向いた。
パルテノ「あら、もうウワサになってるのですね。2人の釈放を」
幹部「って、ご存知なのですか!?」
パルテノ「ご存知も何も、釈放する為の保釈金を出したのは私なんですから」
幹部「な、何故パルテノ様が!?あの2人のやった事をお忘れになったのですか?!」
パルテノ「…忘れたつもりはありません。ですが、魁天魔が、3度もあの悲劇引き起こすかもしれません。だからこそ十二天王の力が必要なのです」
パルテノ背を向け、顔を天に向けた。
パルテノ(…ナオ。けして契約者の人間に絶望させてはいけません…)
監獄塔
マグマが慌ててウィング達のいる食堂へ飛び込んできた。
マグマ「大変です所長!どうやらアンジュリーゼとブロリの出所が外部に漏れているようです!」
ウィング「わかっているわ。じょうほうりゅうしつのぼうしをしていたけど、しょせんそのていどね」
リンゴジュースを飲みながらそう答える。
ウィング「しかし、けいむしょでしゅっしょいわいなんて、ぜんだいみもんよ」
目の前には、ペーシュが作った豪華な料理が沢山並べており、一同が食事している。
ブロリは目の前の料理を手づかみで口の中に運んでいく。
所長のウィング曰く、水も植物もないバンパではそこに生息している大グモを倒して、それを食べて過ごしていたそうだ。
好きならもう少しマシな所に入れろとツッコむが、そこが良いとウィングは答えた。
ウィング「さて。さっきもいったけど、ふたりのはもういちどしゅっしょじょうけんをせつめいするわ。じょうけんは3つ。ひとつめはさきにしはらわれたほしゃくきん。これはくりあずみだからあとふたつのじょうけんをくりあして。ひとつはひゅーまんかいのあくとくなひゅーまんたち500にんのつみをあかすかかいしんを。もうひとつはしばらくなおたちのけいやくしているひゅーまんたちのぼでぃーがーどをおねがいするわ」
アンジュ「ボディーガード?何でそんな事をしなくちゃいけないのさ」
なお「気づいてると思うけど、魁天魔の連中が2年前から怪しい動きを見せていたけど、ここ3ヵ月恐ろしいぐらい静かになっているわ」
アンジュ「嵐前の静けさ…って訳ね」
ウィング「そういうことだ。ふたりはとうめんのあいだなおたちがすんでいるげーむがいしゃとやらにしばらくたいざいしてもらう」
ウィングはリストを取り出した。
ウィング「このりすとにようちゅういじんぶつのひゅーまんだ。けいさつもふくめだれもみるきもしないごくあくにんだ。さいゆうせんにかいしんやつみをあかすのをたのむわ」




