第2章第4話「天使アンジュリーゼ」
なお「久しぶりね。天使四天王のひとりでいて座の紋章使いの『アンジュリーゼ』」
アンジュ「…ナオか。何の用?」
のん「相変わらずね。迎えに来たに決まってるでしょ」
弾の切れたバズーカを投げ捨て、ハンドガンを取り出してドラゴンに向け構えた。
アンジュ「悪いけど、元の生活に戻る気は無いから」
なお「戻る気ないって…」
後ろから襲ってきたドラゴンを背を向けながら殴り飛ばしながらため息つく。
なお「言っとくけど、これは女神さまの頼みで…」
アンジュ「女神さまだろうが誰だろうが関係ない」
弾を補充するアンジュ。
しゃる「聞いたよ。被害の子供を助けるために加害者を手にかけたって」
アンジュ「あっそ。なら帰って」
のん「だから、迎えに来たって言ってるでしょ!連れて帰らなきゃ、叱られるのはアタシ達だから」
片手でドラゴンを尻尾でぶん投げるのん。
るな「その時に何があったかは知らないけど、嫌なら無理やりでも連れて帰るから」
るなはドラゴンの顎を強く蹴り上げた。
何を考えこんでるのか、アンジュは沈黙し、諦めがついたのかため息をした。
アンジュ「ドラゴンを片付けたら、話だけでも聞いてやるわ」
なお「なら夢麻達の力を借りないと」
アンジュ「…人間とマイパートナー契約をしたの?」
なお「まぁね」
アンジュ「アンタらしいね。ウィングと一緒に乗っているあいつ等の事よね?誰を?」
なお「全員連れてきて」
アンジュ「全員?アンタら姉妹全員契約したのか…。ペーシュ!」
どこからもなく、メイド姿の若い女性がドラゴンの群れを飛び越えて現れた。
ペーシュ「お呼びですか?アンジュリーゼ様」
アンジュ「ずっとここにいるつもりだったけど気が変ったわ。あそこにいる人間達をここに連れてきて。勿論丁重に」
ペーシュ「かしこまりました」
一礼すると、大きく地面をけって群れを飛び越え夢麻達の前に着地した。
葵「な、何!?」
同様するウィングを除いた一同だが、それをお構いもなく夢麻達をドラゴンの群れに投げ出した。
悲鳴を上げながら宙を舞う6人。
ペーシュは先回りし、群れの上を飛びながら彼女達を捕まえ、なお達の元に着地した。
ペーシュ「丁重に連れてまいりました」
葵「どこが丁重だ!?一瞬無重力体験してしまったじゃないか!」
アンジュ「悪かったわね。で、どうやって料理する?」
なお「ミディアムでいいわ。ディナーの時間に間に合うように」
アンジュ「それじゃ、ちゃっちゃと調理するか」




