第56話「ババ抜きと勝利と異変の結末」
ゲームが始まってから10分が経過した。
金谷の部下4人と有原姉妹と優香と葵の手持ちが無くなり脱落して7対7。
しゃるが部下の一人の手札を引いて手元はダイヤとスペードの15が揃い、手札が無くなった。
しゃる「ごめんみんな。僕はここまでみたい」
なお「よくやったわ。あとは任せて」
さらに時間が過ぎ、金谷の女性はカードの数字がそろってしまい、手持ちが無くなっった。
なお「そちら側も一人脱落したみたいね」
金谷「使えん女や部下共め。まぁいい。変わりなんていくらでもいるからな」
るなはカードを引いた。
その様子をユウリは見ていた。
ユウリ(本当に何考えてるんや。倍の金額用意したり、それを賭けてゲームしようって言ったり…。他のはみんな何も言わんし。負けてしまったらどうするんや?)
更に時間が進み夢麻が脱落した。
夢麻「ごめんなさいみんな」
るな「いいって。あとは任せて」
残っているのはなお・るな・ユウリと金谷・部下4人だった。
金谷「どうするこっちは5人。明らかにお前たちは不利だ。さっさと降参して6600万渡せ」
ユウリは怯えてるが、なおとるなは顔色変は変わっていない。
るな「悪いけど、アタシ達の辞書に、『降参』なんてないわ」
なお「本当の逆転は、ここからよ」
なおは金谷の手札を引き、ジョーカーを引き当てた。
金谷「なっ!?」
なお「切り札はアタシの手にあるわ」
金谷「クソっ!おい!早く奪い返せ!」
部下はなおの手札を引いたが、引いたのは手持ちのカードと同じ数字。
しかも手持ちのカードは今引いたカードを含めて3枚。
2枚捨てて、残り1枚をるなが引いた。
るな「これで4対4」
ユウリ「す、すごい!」
そして、次々に部下達の手札を奪い、残りは金谷1人だけとなり、手札も残り2枚になっている。
るな「形勢逆転ね。さぁどうする?」
金谷「黙れ!同じ数字か出なければ、あっという間に逆転を…」
なおの手札を引くと、それは手札と同じ数字のカードだった。
るな「残念だったわね。アタシの番よ」
るなは残り1枚のカードを引いた。
るな「ダイヤの7。アタシ達の勝ちよ」
金谷の怒りは頂点に達した。
金谷「おい!こいつらを生かして帰すな!」
部下たちが一斉に銃を構えた。
ユウリ「あ、アカン!一巻の終わりや」
部下「死ね!!」
一斉発砲をしたが、天使と悪魔の羽を生やしたるな達5姉妹が銃弾全部つかみ取った。
るな「アタシの本当の名は『ルナ・レッドキャッスル』。天使と悪魔のゲームは人間の本性を現す。詐欺でお金を巻き上げ、ルールを破ったものには運命の罰ゲームが待っている!」
るな達は、金谷達に指を向けた。
5人「「運命の罰ゲーム!」」
金谷の部下達は、一斉に幻覚で苦しみだした。
ユウリ「す、すごいやん…」
るな「さて、これで金谷は…?」
金谷の様子がおかしい。
金谷「……こいつはいい…。あの女の言う通り、受け取って正解だったぜ…」
すると、金谷の体がみるみる変わっていく。




