第52話「関西弁」
ユウリ「あの…社長室はここで?」
るな「な、なおの姉貴なら、そこの突き当りに…」
あ、姉貴?社長の妹?仮にも会社の中で?
すると。
なお「あ、るな。今日来る新人の事で言い忘れたけど…ってあれ?」
なおが現れた。
るな「だからルーナって呼んで!何か姉貴に用があるみたい」
なお「もしかして今日入る新人ね?良くこの階がわかったわね」
ユウリ「エレベーターで加納って人に教えてもらって…」
なお「あぁ夢麻か。そういえば家の階を知っているのは夢麻と優香だけだったわね。取り合えず簡単な説明するから妹のるなと一緒に10階の応接室に来て」
るな「だからルーナって呼びなさい!」
ユウリ(やっぱり姉妹だったんだ)
るなはため息ついた。
るな「…しょうがないわ。ついてきなさい。…えぇと?」
ユウリ「も、桃山ユウリと言います!」
るな「じゃあユウリ。案内するからね」
そう言って2人はエレベーターに乗って降りて行った。
なお「…そう言えばるなに伝えるの忘れたわね。彼女の出身は関西だって事を…」
10階に着き応接室に向かうふたり。
途中で資料を持ったのん(の化身)とすれ違う。
ユウリ「あ、すみません…」
5秒後、パソコン機材を持ったのん(の化身)とすれ違う。
ユウリ「あれ?この人、さっきすれ違ったような…?」
疑問に思いながら呟くと、重そうな容量のダンボール箱2箱を両脇に挟んでいるのん(の化身)とすれ違った。
ユウリ(な、なんやさっきから!?三つ子!?ドッペルゲンガー!?同じ顔のヤツ3人すれ違ったで!?しかも先導している社員ノーリアクションや!?)
心の中でツッコむも応接室に着き、るなは扉を開けた。
中にはのんがいた。
るな「あ、のんか。この部屋使うから」
のん「そう言えば今日新人来るって言ってたわね。すぐに開けるから…」
ユウリ「ちょい待ちーーーー!!」
とユウリは静止した。
ユウリ「なんやアンタっ!何人同じ顔の姉妹いるねんっ!四つ子見るの初めてや!」
るな「な、なに!?関西弁!?」
ユウリはハッと我に返った。しまった!思わず素でツッコんでしまった。
るな「か、開催弁!?」
ユウリ「あ、アカン!思わず関西弁でツッコんでしまったわ!」
のん「2人ともお姉ちゃん達に何も聞いてないのね。相変わらずだけど…」
のんはため息をついた。
のん「アタシもとりあえず話に加わるから座って」




