第37話「マシンガントーク」
午前9時 天魔堂 食堂
優香「それでそれで!もにゃもにゃもにゃ…で!もにゃもにゃもにゃもにゃもにゃもにゃ!」
優香のマシンガントークを1時間以上も聞き続けてぐったりする葵。
その一方で、社内で仮眠を終え、次のDLCキャラの登場時期と現在作っているゲームの開発の話し合いをする天魔堂スタッフ一同。
なお「ここのイベントはもう少し早めに発生したほうがいいかもね」
夢麻「そうですか」
夢麻はメモをする。
夢麻「これはどうするのですか?」
のん「これだったら、それをこうして…」
夢麻「あ、なるほど」
再びメモをする。
夢麻「…よし。取りあえずこのマップは大体これぐらいで」
会議が終わると、有原姉妹が来た。
るな「遅い!来るのに30分も遅れるなんて!」
亜子「どうもこの会社の構造が分からなくて」
巫女「気付いたらこんなの持っていて」
ウサギのぬいぐるみを取り出した。
るな「ちょっ!それアタシの!どうやってアタシの部屋のドアを開けたのよ!簡単には開けられないハズよ!」
ぬいぐるみを奪い取るるな。
亜子「あの10個以上の電子ロックなら私達で5秒で開けられますけど?」
るな(…部屋の鍵は変えとかないと…できればアナログに…)
巫女「そう言えば次のDLCの企画は?」
しゃる「P3が終わり次第すぐに取り掛かるから」
それを聞いた二人は懐から飲むゼリーを取り出しながら座った。
夢麻「そう言えば、ここちゃんだっけ?その後どうなった?」
亜子「のーぷろぐれむ」
夢麻「そうなんだ。あ、そうだ。他に色々聞きたいけど、何でこの会社に入る気になったの?」
巫女「黙秘」
夢麻「小さい頃からゲームを作りたいと思ったの?」
亜子「極秘」
夢麻「…休みの日は何しているの?」
巫女「プライベート」
…どう話せばいいのかわからなくなってきた。
りお「好みとか聞いてみたらどうでしょう」
夢麻「…好きな物か…。じゃぁ、好きなゲームは?」
すると、姉妹は突然笑い出した。
亜子「よくぞ聞いてくれた」
巫女「私達の好きなゲームは『カプモン』!世紀末に誕生し、今も愛されるマルチメディアの対策ゲーム!」
夢麻「そ、そうなんだ…」
亜子「捕まえて育ててバトルするシステムはゲーム界で大きな衝撃を受け」
巫女「今では国民的ゲームになり、毎年夏には映画が公開されるのである!」
凄く詳しい。
亜子「アニメではぺカチュウ!ゲームではリザーリュウが人気で、彼らを知らない物はほとんどいないであろう!」
巫女「カプモンバトルに挑むための育成がとても重要で……!」
そして優香以上のマシンガントークが始まった(優香の方もまだ続いている)。夢麻はなおに耳打ちをした。
夢麻「す、すごいですね、この二人」
なお「でしょ?ゲーム好きには悪い奴なんかいないわ」
少し笑ってしまった。
なお「少し落ち着いたらP3の会場に戻ろう。まだ色々見てみたいゲームがあるから」
夢麻「わかりました」
夢麻は気を引き締めて答えた。
葵「だ…誰か優香を止めて……」
同時刻 P3会場上空
???「……次の標的はアイツにしよう。アイツならきっと例のエネルギーを…」




