第32話「後輩姉妹初めてのお仕事」
10階 開発室
有原姉妹はなおに簡単な面接を終えて早速仕事を頼まれた。
なお「さて、亜子は夢麻の隣で、そして巫女は、葵の隣で」
そう言われて二人はそれぞれの席に座った。
夢麻「よろしくお願いします有原さん」
亜子「亜子でいいです。私達姉妹なので二人共苗字で呼ぶと間違えてしまうので。それに私達は後輩なのでタメ語で」
夢麻「あ、そうですね。では改めて…亜子さん。早速だけど、このキャラの3Dグラフィック化をお願いね」
亜子「わかりました」
データを受け取り、早速最初の仕事を取り掛かる。
夢麻(さっき、なおさんからのメッセで高校では優秀なプログラマーの賞を貰っていて、3Dグラフィックやモーション等を作るのは得意って言ってたけど、一体どれぐらいすごいんだろう)
そう思いながら亜子の画面を見ようとしたら。
亜子「できた!」
一瞬で出来上がっていた。
亜子「次のをください先輩!」
夢麻「え、えぇ…」
一瞬動揺し、とりあえず次のデータを送信した。
一方の巫女は、葵の隣でモーションの仕事をしていた。
巫女の場合、モーションの制作が得意と聞いていた葵。
だが、その動きは話以上で、10分で30体も作り終えていた。
葵(い、1分で3体も!?何者なんだ!?)
巫女は手に持っていた飲むゼリーを一気飲みし、後ろのごみ箱に放り投げ、懐からもう一つを取り出した。
葵「あ、アンタ、一体どこから!?」
巫女「懐から。100本持っている」
葵「ネコ型ロボットかアンタ!?」
ゼリーの口部分を口でくわえた。
巫女「午前のノルマは500体は終わらせないと…」
葵(…なお、コイツをすごい人材として見抜いていたようね…)
そう思いながらとりあえずキャラクターのグラフィックを作る葵。




