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ゲーム&エンビル!  作者: ユーマ
ステージ6「葵と悪魔のアロマ」
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第26話「天使と悪魔」

夢麻「なおさん、あの人が、会いたい人って言う…」


なお「…『アロマ・ブラック』。悪魔四天王の1人で、十二天王で一番の大悪魔よ」


優香「す、すごいです!」


すると、大勢の野次馬がアロマに駆け寄った。


野次馬1「さすがですアロマ様!」


野次馬2「アロマ様!我々『アロマ真理教』の輝く未来をお告げください!」


あ、アロマ真理教!?


野次馬3「アロマ様!俺と貴女様との未来を占ってください!」


野次馬4「何言っている!ワシとアロマ様の未来じゃ!」


野次馬5「未来もクソも無いぞ!じーさんは引っ込んどれ!」


と、まるでアイドルのようにアロマを囲んでいた。


なお「…これじゃ話ができないわ。…りお達、力づくで引っ張り出すわよ」


りお「えぇ」


なお達5姉妹は、群衆の中に無理やり入り込み、アロマを引っ張り出した。


なお「めんどくさいから逃げるわよ」


と言い、なおはアロマを背負い、走り出した。


思わず夢麻達も走り出した。


野次馬6「ま、待ってくださいアロマ様ー!我らをお救いくださーい!」








10分後、「アロマの予言と占いの館」の店の前にたどり着き何とか振り切りアロマを下ろした。


アロマ「いやーすまんのお。我は体力が無くて逃げられなかったのだ」


なお「全く。いつも助けてくれる彼女はどうしたの?一緒じゃないの?」


アロマ「家におるぞ。おぬしらを迎えに行くのに一人で十分だったが、まさか強盗事件が起きるのは誤算だったわ」


るな「全く。アタシ達がたまたま近くにいたから良かったけど、一歩間違えば押しつぶされたわよ」


そして、アロマは夢麻達3人に近づいた。


アロマ「ほうほう。おぬしらが夢麻、優香、葵か。我は世に降臨して666万年、この世は制する悪魔、アロマ・ブラックである!」


夢麻「666万って!」


優香「ま、まさに悪魔!」


しゃる「い…いや…。彼女はいわゆる重度の中二病で、時々大げさに言って、何を言っているのかよくわからなくなるんだ」


のん「つまり、本当の年齢は666歳よ」


何か…、ほとんど間違っていないような…。


葵「…?ちょっと待って、何で私達の名前を知っているの?まだ名乗ってないけど」


なお「アロマは未来予知とタロットカード等の占いが得意のよ。占いで貴女達を来るのを知ったみたいね。本人は全部予知って言い張るけど。そう言えばこの店、貴女のよね?」


アロマ「そうだ。この町(こっち)では占い師(予言者)が本業だ。せっかくだ、少し家に寄るがいい。この店の地下だ」


そう言うとアロマはなお達を連れて店内に入った。


内装はいかにも占いの館の感じだ。


葵「さっきから気になってたけど、ケープを羽織ってて暑くないの?外の気温は暑かったけど」


アロマ「我は寒がりである」


そう言いながらアロマは壁に取り付けてあるスイッチを押すと、壁が開き、そこには鳥かごのような檻があった。


アロマ「地下へのエレベーターだ。乗るがいい」


葵「まるでダークファンタジーみたいだ」


そう呟きながら乗り込む一同。


籠が閉まると、地下にゆっくり降りていった。


明かりはつるされているランプ一つだけだった。


なお「そうだ。アンタにお土産。マンガ『デビルトリガーJ』の最新刊を含めた単行本全30巻!」


そう言ってなおは本が入った袋をアロマに渡した。


アロマ「うむ。我への生贄の供えるとは。そなた達を呪ってやろう」


夢麻「の、呪う!?」


なお「いや、『ありがとう』って言ってるわ。いわゆる中二病って奴で」


葵「現実にそんな事をする人、初めて見た…」


なお「呪うっと言えば…、ブロリとアンジュリーゼは?最近その二人のウワサを聞かないけど?」


アロマ「捕まったそうだ。今頃ブロリは監獄の異界『バンパ』に、アンジュはその隣の『アルゼナール』に投獄されたそうだ」


なお「とうとう捕まったか、あの二人。十二天王でブロリは一番の悪魔な問題児、アンジュリーゼは一番の呪われた女天使と言われていたから」


笑いながらそう言った。


なお「…けど、それはそれで寂しいわね。500年前の十二天王の大試験時代が思い出してくるわ…」


なおは当時の事を思い出していた。


執筆問題1億問


崖昇り競争千メートル


1トンの巨大岩投げ


そして十二天王全員による6か月のサバイバル生活


どれも過酷だったが、あの頃は楽しかった。そう思うなお。


なお「ちょうどその時だったわね…。アタシが人間達のゲームに興味を持ち始めたのは…。その為に何気なく受けた大試験を頑張ったけど、気が付けば十二天王の天魔四天王と呼ばれるようになって…」


アロマ「昔々の事だ」


すると、下の方から光が出て来た。


そこは、まるで城のエントランスのような所だった。


そこには、執事やメイドのような者が大勢出迎えていた。


エレベーターが止まり、籠が開いた。


メイド達「「お帰りなさいませ、アロマ様」」


アロマ「うむ。出迎えご苦労」


すると。


?「アロマ~~~~!」


上から誰かが落ちてきてアロマに抱き着いてきた。ってか、エレベーターで降りるときに天井には何もなかったからいつからそこに居たのだろうか。


アロマ「おぉミカ!留守番ご苦労」


アロマはなお達に向いた。


アロマ「人間共は初めてであろう。こやつは『ミカ・ホワイト』だ。天使四天王の一人であるぞ」


夢麻「し、四天王!?しかも天使!けど、どうしてここに」


なお「この二人は昔からの幼馴染で、アタシ達の間では有名なコンビよ。確か名前は…」


アロマ「待て!我が答えよう。大いなる天使と悪魔が手を結ぶとき、悪の人間共もひれ伏す!その名は、『アロマゲドン』!」


優香「あ、()()()()()!?」


アロマ「そっちの()()ではない!」


ミカ「美味しそうな名前なの~」




















同時刻のとある場所


???「…様。どうやらナオ・グリーンスカイ姉妹は、アロマ・ブラックとミカ・ホワイトと接触したもようです」


???「そうか。()()の整備は整っているのか?」


???「あれと言いますと?」


???「今回は私が出よう。久しぶりに運動したい気分だ」

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