表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム&エンビル!  作者: ユーマ
ステージ6「葵と悪魔のアロマ」
27/123

第25話「フランスに住む悪魔」

葵は中と外を確認した。


外は日本の東京のハズなのに、何故かフランスの都パリである。


なお「さて、出発しようか」


夢麻「はい!」


るな「久しぶりにフランス料理食べてみたいわ」


優香「そう言えば巴里歌劇団(ぱりかげきだん)と言う劇団があると聞きましたが…」


りお「それはゲームの話ですのよ」


と、ぞろぞろ外に出ている一同に、葵は呆然と立っていた。


最後にのんが出ようとして足を止め、振り向いた。


のん「早く来なさい。ここに残るなら別だけど?」


そう言って出ていき、葵は悩み、その末ついて行った。







パリの街はネットやTVの通りに優雅で綺麗な街であった。


夢麻はカメラを構えて写真を撮っていた。


葵「さっきから何やっているの?」


のん「今度作るゲームの資料の為に、写真を撮っているの」


葵「撮るって、ネットとかで調べればいいじゃないの」


りお「確かにそうですが、現地で調べたり、写真を撮ったりするのがより資料として高質になりますわ」


葵「ふーん。さっきゲーム作るって言ってたけど、何のゲームなの?」


なおは懐から紙を取り出し、それを渡された。


見ると、それは夢麻の考えたゲームの世界観を簡単に説明するメモだった。


舞台は異世界であり、魔法と科学が発展した設定である。


葵「魔法と科学か…。前に似たようなゲームをやった事あるけど…、何が違うの?」


なお「それは発売してからのお楽しみに。さて、そろそろバスに乗るから、るな、あれを出して」


るな「ルーナって呼びなさいよなおの姉貴!…今出すわよ」


そう言うとるなは1つの筒を出した。


葵「何それ?」


るな「これは『翻訳丸(ほんやくがん)』と言って、これに入っている玉を飲めば、丸1日国外の言葉や文字は読み書きできたり話ができるようになるわ」


葵「ふ~ん」


葵は翻訳丸を手に取り、(半信半疑で)それを見ていた。


夢麻「あれ?前のカチューシャのあれは使わないのですか?」


なお「あー、あれは年末の大掃除にるながうっかり全部壊してね、仕方なく安物の翻訳丸を買う羽目に」


るな「あれは姉貴のせいでしょ!」


葵「どうでもいいけど、ラベルに『voicecandy(ボイスキャンディー)』って書いてあるけど…」


るな「ふ、普通は翻訳丸と呼ぶけど、女性天魔達には受けないとクレームが…!」


何か前にも似たようなやり取りがあったような気が…。


葵「…何で…()()()なの?」


キャップと思われる部分には、何故かかわいいアヒルちゃんの頭があった。


るな「ほ、ホントはウサギの『ウサピョンちゃん』が欲しかったけど、1番人気で売り切れて、仕方なく2番目に人気のアヒルの『ダックちゃん』を…!」


るなは顔を真っ赤にしながら大声で答えた。


葵「…ウサギが好きなのね…」


るな「いいから早く飲みなさい!クチバシを口に向けて、頭を押せば翻訳丸が出てくるから、それを飲み込みなさい!」


半場逆切れで答えるるな。


葵は仕方なく、言われた通り、翻訳丸を飲み込んだ。すると、辺りのフランス人の言葉が分かるようになった。


葵「こ、言葉が分かる!」


葵は驚いた。


なお「でしょ?さ、みんなもそれを飲みなさい」








一同は、パリから少し離れた小さな町にバスから降りた。


夢麻「そう言えば、資料を撮る前に、会いたい人に会うって言ってましたけど?」


なお「あぁ。ソイツはこの街にいるから先に用を済ませようと。手土産も用意してあるし」


優香「あ、それで荷物が少し多いのですね」


街を少し歩くと…。


女性「きゃーーーーー!」


銀行から女性を人質をとった銀行強盗が出て来た。


強盗「おい!今すぐ車を用意しろ!」


夢麻「た、大変です!早く助けないと!」


るな「…しょうがない。アタシが人肌を…」


すると、なおが止めた。


なお「イヤ、その必要はないわ」


野次馬の中に、フードをかぶった人物が強盗の方に向かった。


強盗「おい!近づくな!こいつを殺すぞ!」


?「悪いがそいつは出来んぞ。何故ならお主は(われ)にヤラレルのだからな」


強盗「何だと!?だったら望みどおりにしてやる!」


強盗が女性を銃で撃とうとした瞬間だった。


フードの人物はカードのようなものを男の手首に投げつけ、女性を解放した。


直後に足元にもう1枚投げつけ、強盗は転倒し、頭を打って気絶した。


?「我にかかればこんなものだ」


フードを取ると、その人物は、カールの髪型の女性だった。


野次馬1「あ、あの方はアロマ様だ!」


野次馬2「アロマ様が銀行強盗を撃退してくれた!」


銀行の店員に押さえつけられた強盗を背に振り向くと、アロマと呼ばれた女性はなお達に目をあった。


なお「…久しぶりね。相変わらずカードテクは凄いわね、十二天王で一番悪魔の悪魔四天王の一人『アロマ・ブラック』!」


アロマ「…やはり、我の予言通りだ。やな来客である、十二天王で一番のゲーム好きの天魔四天王の一人『ナオ・グリーンスカイ』!」


二人は互いに笑っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ