第12話「波乱の2日目」
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『プレイデータ』
第3章までクリア
プレイ時間02:35
P3 2日目
なお達4人は、発売前のゲームの試遊プレイをしていた。今やっているのは、「スーパーマリコパーティ」であり、シリーズ初の4人協力プレイをしている。
4人はコントローラーをボートのオールのようにして漕いでいた。
夢麻「結構体力使いますね、このゲーム」
なお「これなら、良いダイエットになるかも」
ゲーム画面ではキャラ4人を乗せたボートが、ミニゲームを発生させる風船に向かっていた。
風船にぶつかって割れると、ミニゲームが始まった。
10分後。4人は今度はスマシスの列に並んでいた。
なおは、列を見渡した。
なお「ゲームの台多いから、この様子だと、全員バラバラになってしまうかもね」
夢麻「そうんですか。1度なおさんと対戦したかったんですが…」
なお「そうね。けど、それは製品版が発売してからのお楽しみで」
列が進んで、夢麻の番が来た。
夢麻「出番が来たけど、一体対戦相手は誰だろう?」
そこに着くと、そこにいたのは、金髪で髪が短めの美男子だった。
?「君が僕の次の相手だね?」
夢麻「え…?あ、はい!」
思わず顔が真っ赤になった。
震えた手でコントローラーを握った。
すごい。こんなイケメンとゲームの対戦ができるなんて。
ステージが選ばれ、キャラクターセレクトが出た。
夢麻は、スーパーマリコに登場するアップル姫を選んだ。
夢麻(一体どんなキャラを選ぶんだろう?まさか、アクアエムブレムのルッシーナ?)
対戦相手が選んだのは、意外にも、カプモンのぺカチュウだった。
夢麻(え?意外にかわいいキャラ選ぶんだ)
そうこうしているうちに、ゲームが始まった。
あまりにもカッコいい相手に見とれて過ぎて、ゲームに集中できなくて負けてしまった。
夢麻「ま、負けちゃった…」
すると、相手が手を差し伸べた。
???「楽しかったよ」
夢麻「え?あ、はい!」
思わず握手をした。
?「お、来てたのね」
振り向くと、対戦が終わったなおがいた。
夢麻「なおさん。この人を知っているのですか?」
なお「あぁ、アイツはアタシ達5姉妹の四女だよ」
夢麻「へぇ。そうなんですか…。ん?」
姉妹?
夢麻「あの…、今なんて…」
なお「ん?……あぁ、そう言う事ね。アイツは姉妹の中でイケメン女子『二亜実しゃる』。会うのは初めてかな?」
夢麻「お、女ーーーーーーー!!!!??????」
あのイケメンが…女性???
思わず気を失ってしまった。