ー後書き
ー第18話 後書き
ここまで読んで下さった読者さん。お疲れ様でした。投稿ペースが悪く、お待たせしましたが、なんとか完結までたどり着けました。たくさんのアクセスに感謝します。
主題が人間愛と云う事で、犯人と刑事が協力して逃げると云う刑事物に挑戦してみました。月刊武上7月号でも書きましたが、犯罪者分部と云うキャラクターを完結させるため、更生させると云う、ちょっとリアリティのないストーリー展開もギャンブルしてみました。ついて来てもらえた読者さんが、半分ぐらいなら成功かなと思ってます。これは意見が割れないといけない問題だと思ってます。
ストーリー展開のリズムの問題で、鈴屋署長が公安に情報を漏らしている事を、田島本部長が気づく部分を省略しました。裏では、そういった攻防もあった事を付け加えておきます。
平成20年の方で、処分者が出たかどうかについては、一切出なかったと判断してもらって結構です。核弾頭を諸外国に秘する為に、事件自体が無かった事になったと云う事です。
ドイツ製核弾頭については、1から作り話ですので本気になさらないようにお願いします。同じように、道三隧道もこうした伝承も古文書も存在しません。分部をどうやって岐阜城に逃がすか?一週間地図とにらめっこした末の妥協案です。長良川の周辺は、斎藤道三時代河原で、常に川筋を変えていました。こうした水の多い沼地で、地下通路を造る工事は不可能だったと思います。また、何百年もメンテナンス無しで、個人の修理くらいで使える状態にはならないでしょう。これも本気で、岐阜に探しに来ないようにお願いします。
ちなみに、セイヤは三橋刑事の息子で、ミクは加藤刑事の娘です。息子と娘がくっついている事に2人が気づく部分も本筋を離れてまで書くのはどうかと云うので、省略しました。プールサイドで分部の足を引っ掛けさせる為に登場させましたが、清美と透との時代的ギャップを際立たせる役目も果たしてくれました。
次回作は、続いて君はあの日のまま…のサブキャラクター長沼優が主人公となります。サブストーリーではなく、別の独立した物語となります。しかし、清美と透に2部から横山だけを登場させます。長沼ユウが、中国スパイを相手に子犬を救出する話です。読者さんからメッセージ欄に頂いた内容を元に、人間の都合と命の重さを主題に、深刻にならないように、しかし問題提起も盛り込んで頑張ります!。よろしければ覗いてやって下さい。
2008年7月6日
武上渓