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歌を歌いたい。

自分の考えがまとまらない時、何だかむしゃくしゃする時、私はよくそう思う。じゃあ、この頃はずっと、心はむしゃくしゃ、頭の中はバラバラって訳なんだろうか。

ずんずんずん、足が学校帰りの道を踏みしめるのが見える

道路は灰色。

ローファーはなんだか砂で薄黄茶色い

古いコンクリの建物ばっかりだから、塗装がぼやけて視界もグレー。

歩くのやだなあ、でも進まなきゃ帰れないなあ、仕方ないから私は歩く。

ぱたぱた足を動かして、1人の家に帰り着く。なんだか誤解されそうだけど、1時間とか2時間したら、お父さんが帰って来る。

お母さんは、死んじゃったんだって。

あ、他人事じゃない死んじゃったんだ。


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