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名前
「そう言えば名前知らないな。」
ふとつぶやく。
少女と竜はキョトンとした目をしてこっちを見ている。
「と言うわけで、名前を付けマース」
「別に名前無くてもいい」
「そうそう」
「ニャー」
反論だけだが、コレばかりは決めなくちゃならない。
「ちなみに名前を付けた人はお菓子食べれるぞ」
「やります。」
「しゃーなしな」
「にゃにゃ」
賛成らしい。(これじゃーしらんおっさんにつれていかれるな。)そう思いながら話を続ける。
「とりあえず、少女はリルでいいか?」
「別にいいよ」
即答
「理由はきかないの?」聞き返すが、
「宝石の瑠璃から取ったんでしょう?」ニコッ
見破られた...。
「次、竜はミーテ、コレでどうだ!」決まった。
「やだ!」コレも即答。
「私はユウがいい!」
「解ったユウよろしくな。」落ち込みながらも了解する。
「ねこはねこでいいk」バリバリバリ「いってーーー!」爪で腕を引っ掻かれた。
「解った解った。じゃーミコ コレなんて良い名じゃないか」
「」フッ 笑われた!
とりあえずみんな了承してくれた用だ。
次はたぶん旅に出るお話。