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ポツポツと外で雨が降っている。恵みの雨だ。

いつもはもう起きて畑に行ってる頃なのだが今日は特に何もない。

トゥーシャはどうにかして鎌を作ろうとしているがなかなかうまくいかない。

「やっぱり包丁みたいにした方がいいかな?」

など言いながら模索中。

一方、少女は竜と遊んでいた。

二人と一匹の出会いを知らなければ兄弟とペット?ぐらいに見えるだろう。

{平和}

その一言が似合う空間だった。


夕方になり雨が上がり、蒸し暑い。

外ではまだ地面が乾ききっていない。

そんなとき少女はトゥーシャの後ろにいて一緒に竜と鎌を作っているトゥーシャを見ていた。

しばらくして少女がトゥーシャの袖を引っ張って「お腹がすいた」と言った。

時計を見るともう6時だったのでご飯の用意をした。

途中、材料が無くなってきていたことに気がついたので、食べ終わったら行こうと思い、少女に留守番を頼んだ。

食べ終わり旅立つ準備をして「行ってきます。」そう言って家を出た。




町を出てしばらく歩くと前で鶏らしきモンスターを発見した。

今はまだ気づいていない。「吹き矢でしとめよう」そう思ったとき、鶏が倒れた。

!!何故?と思いつつ辺りを窺う。ふと見ると隣の林に同じに吹き矢を持って鳥に近づこうとしている奴を発見した。

その者は鳥を縄で縛ると、どこかに行った。

しかしその者は耳が猫にそっくりで髪がショートでちょっと少年ぽかった。

獲物を逃がしたが、まあいいかと思い再び獲物を探す。すると奥の方で「ニャーー!!」と悲鳴に近い鳴き声?が聞こえた。

すかさずこの悲鳴の方に走って行く。

いた。しかし盗賊に襲われている。どうする。ちと考えたが体が思うよりも動いた。

「なにやってんだ?」声を盗賊に向けて話しかける。

盗賊がこっちを向き「ちっ」と舌打ちをして「おまえにわ関係がないとっと失せろ」と睨んできた。

向こうを見ると猫耳の子が半裸状態で気を失って倒れていた。

「何をしようとしたんだ!」質問を続けちょっと間が開き盗賊がナイフをちらつかせ刺しに来た。

避けるが、ちと擦った。「そっちがその気ならこっちもその気で行くぞ」そう答え木刀を取り出す。

盗賊が何かをブツブツ言い手を前に出して「ファイヤ」と唱えるとその通りに火の玉がこっちに飛んできた。

「くっ」ギリギリに避ける。しかし幻想では無く本当の火。木刀の先に当たり燃えている。

とりあえず先に木刀の火を消す。

「ここはいったいどこのせかいだ?」とブツブツ文句を言いながら構える。

盗賊が切りに来る。ザクッ 嫌な音が左腕から聞こえる。「ううっ」痛みが襲ってくる。

盗賊がげらげら笑う。「狂ってる」そう言いながら刺さったナイフを抜く。

腕を布で縛り覚悟を決める。盗賊がもう一度刺しに来た。避ける。それでも当たる者は当たる。10分が経過したとき意識が朦朧としてきた。

盗賊が最後と言わんばかりに攻めてきた。「コレが最後か、案外呆気ないな。」そお思ったとき

ふと指輪が目に入る。


[おまえの力を信じろ]


意識を取り戻す。「うおおおおお!!」最後ぐらい力を信じてもいいそう思った。

ドッコーーン木刀が盗賊の顔にクリーンヒットした。

この音に目を覚ます猫耳の子が見たのは、

ガクンと膝を落としかけようとする盗賊、それを木刀を肩に乗せて見下ろしている者だった。

しかしその者は盗賊を容赦しなかった。

ベキッ

ドコッ

グチャ

殴打の音しか聞こえない。一方的な殴り。猫耳の子は恐怖ともう一つの感情を覚えた。

ドサッ 盗賊が倒れた。どうやら殴るのを止めたようだ。

トゥーシャの体がフラフラになって倒れそうになった時トゥーシャは体が軽くなるのを感じた....。


目を開けると体の傷を確認する。「傷が無くなっている」そう答えたとき隣で寝ている子がいることに気がついた。

盗賊はそう思った時横5mの所に倒れている奴を発見した。

とりあえず縄でグルグル巻きにした。

隣にいた子にとりあえず換えの服を着せる。

とりあえずギアさん特性の信号団を打ち上げて救助が来るのを待った。

ブルブルブル ズボンからお守りを取り出す。

[盗賊頭領撃破]

[キーマスター]

と書かれていた。

「頭領!?、こいつが」と驚きを隠せなかった。懸賞金 金50枚の賞金首だ。

「いやったぜい。お金持ちだーー!」と叫んだら猫耳がぴくぴくっと動いた。

しばらくして警備隊とギアさんが来た。


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