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「申叙文」 補遺註釋

右、申叙す文の寫眞。申叙文とふは、天易眞兮(あまやすまことや) 著「‐人間存在の實存的分析による存在論考‐『空』」 直筆原書を天平普蕭(あまひらふしょう)が纂輯し木版に(あらため)、上製せし本 −以下、「 天平本 」とふ− 扉に録さる文。「 茶掛『 私藏白志野焼小孔貫入説叙文 』 」−以下、「 説叙文 」とふ− 原寸大複製図画を天平本に折り添へし事申叙す。説叙文とふは、天易眞兮が曾祖父、天易眞髓之丞左右衛門(あまやすしんずいのすけざえもん)が藏せる「 白志野焼 」茶碗を平叙解説し、懐紙に綴りし文 。装幀のうへ、茶掛にさる。なを右申叙文是草書体にて今樣人(いまやうびと)に廣く読み解かると言ひ難きゆゑ教科書体へ替へ、次 左之行へ文言之寫(うつし)を掲す。かやう再掲し、究學徒の學究魂を涵す。 

申叙文再掲「 添附 天易眞髓之丞左右衛門書 私藏 白志野焼小孔貫入説敍文 原寸大複製図画 」

其文解「 天易眞髓之丞左右衛門書『 私藏白志野焼小孔貫入説敍文 』原寸大複製図画を添附す 」

又 、申叙文には補足説明小文 以下、「 小文 」とふ が傍記され、小文の旨 一、扉の次頁に説叙文の文言を明朝体にて掲載せし旨(次頁参照) 二、其處に『 天易家の末裔たる天易眞兮が曾祖父の筆を揶揄す 』 以下、「 揶揄 」とふ を併せ録す旨。及び揶揄原文 天易眞兮が垂露及び龍爪の伎尽くす楷書なれど癖有。活字楷書など替へ録す。 三、揶揄に纂輯者 -天平普蕭なり- の補遺注釋を附す旨。以上。 なを小文も又草書にて今樣人(いまやうびと)に難く、教科書体へ替へ、次左行再掲し、學究魄に資す。

小文再掲「 於下一頁 載了説敘文之同文 但修改了向明朝體的活字字體 於全文縮小了 又一起載 惟『 天易家末裔 天易眞兮 揶揄 曾祖父之筆 』 原書 是毛筆的手寫 修改了向楷書體的活字字體 於全文縮小了 又做編撰纂輯者的補遺註釋附 」 

其文解「 この説叙文の同文を次頁に掲載す。但し明朝体印刷活字に替へ縮小す。又惟れへ『 天易家の末裔たる天易眞兮が曾祖父の筆を揶揄す 』を併録す。原書 是毛筆手書きにあれども 楷書体の活字へ替へ縮小印刷す。及び編撰纂輯者の補遺註釋を附す 」 


平成廿四年壬辰 甲辰清明 虹始見 万物発而清浄明潔 可知草名之候

 神彝亞呬厨御が裔なる眞神眞邦統羅祇之王彝之家の末朝臣  

  史文篇纂書藏官正弐位 天平家三九八代粛蕭が長子 雨蕭が子 普蕭 再拝頓首

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