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陰陽戦記  作者: 有田蟻太
第一章 魔王編
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学園生活その1

学園生活初日僕は転入生ということで私は皆の前で自己紹介することになった。

私がまともに喋ったことのある人間はかなり少ない。両方の手で数えられるくらいにしかいない。つまりこの年にして生粋のコミュ障なのである。そのため私はこの自己紹介をするために昨日、一昨日と必死で準備してきていたのだが案の定、僕の脳はたくさんの人から向けられる好奇の目にパニックを起こしていた。結果私の脳みそが選択したのは暗記してきた自己紹介文をただ無表情で読み上げるという最悪のものであった。


「私はコーアレックス、この学園で皆と学べることをひじょうにうれしく思っている。父はあのクレアルブックなので陽の気を扱うのは得意だどうか皆仲良くしてほしい。」


この文言を無表情でただ読み上げたので皆は私のことを異様に思ったのだろう。何か反応するでもなくひそひそと何か周りの子たちと話し合っている。担任の先生もどうしていいかわからないのかおどおどとしながら


「皆さん仲良くしてあげましょうね」


と言って私に指定された席へ着くように指示した席は窓際の一番手前の席だった隣の子は僕と目が合うと怖いものでも見るかのように目をそらし、なるたけ私とかかわらないようにしようとしているのが見て取れた。

私は先々に不安を感じながら重い溜息を吐くのであった。



ここ東大陸では普通8歳から魔人、人間関係なく学園に入学する。これは牛魔王様が人と魔人の隔たりをなくすために作られた政策で、私は特殊な理由から10歳から編入することおとなったが普通は8歳からなのである。

何が言いたいかというと私は授業が全く理解できないのであった。

まず1時間目算術の授業

私は父に教えてもらい時の読み書きはできるし数だって数えられるけど全く知らない記号が出てきては話にならない。2×7?真ん中の罰は何?何か数字を当てはめればいいの?とまあこんな感じである。何とか足し算と引き算が分かるのは救いだがそれ以外は点で分からなかった。

次は歴史これは父の持っている書物に乗っていたのである程度行けた

しかし次の西大陸語の授業はさっぱりであった。

お昼前最後の授業は陽の気を持つものと陰の気を持つものに分かれて授業を受けた。

父から鍛えられている私にとっては赤子の遊戯程度のものだった。

午後からは実技。

陽の気を使って身体強化を施し剣を振ったり、矢を放ったり最後は模擬戦もした。

これは魔人と人に分かれずに陰の気、陽の気それぞれの特性をを生かした戦いかたを求められてかなり楽しかった。まあ無双状態で益々周りの子から引かれていたので成功とはいいがたいが


こうして学園生活初日は終了したのであった。

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