望まぬ不死の冒険者
あらすじ
辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人になっていた。このままで街にすら入れないと苦悩した結果、彼は魔物の存在進化の事を思い出し、とりあえず肉のある体を手に入れることを目指して、迷宮で魔物を倒していく。
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はい。これも有名作品です。でも紹介します。好きなので。
この作品の見所は幾つかあるのですが、個人的には主人公のキャラクターが好きです。設定も含めて。
元々相応の能力がある主人公だったのですが、人間であった頃は成長の限界に来ており、創意工夫でどうにか冒険者を続けていました。
しかし迷宮の中で龍に食べられてスケルトンになってしまい、何とか人型種族に戻ろうと奮闘します。
そして、魔物としての能力を獲得した主人公は、かつての限界を超えて成長して行きます。
これだけ聞くと、“またあの手の主人公か”、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、そんな事はありません。レントはちゃんと主人公です。
また、ギルドやレントを取り巻く人間関係の描写も細やかで、飾りになる様なキャラクターは居ません。
まだご覧になられていない方は、是非ご一読ください。