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遂に念願の!

お詫び。


三つ前の話にて、ステラのステータスが明らかにおかしいことになっていたので修正しました。


ステラのレベルって4だったね。コピペした上で書き換えを忘れていたため、Lv1のままになってしまっていました。


それからステータスポイント。レベルが三つ上がったのでステータスポイントは15です。4という数字で勘違いしてしまい、ステータスポイントが20になってしまいました。


そして振り分けたパラメーター。STRとMNDとAGIを上げると言っておきながら、AGIではなくDEXを上げてしまっていました。


最後に、ステータスポイントの数字を間違っていたために振り分けの数字まで違っていたので、修正しました。


今後このようなことがないように、しっかりと確認して投稿します。

それから、日付が変わってしまったことも同時に謝罪します。

本当にすみませんでした。


 おはよう皆さん。けど今の《GOゴー》は夜です。寝たのがゲーム内時間で昼くらいだったから、仮眠やら昼寝やらをすっ飛ばしてしっかり眠ったみたいだね。おかげで頭はスッキリ。寝る前はモヤッとだったけどね。


 さて、寝る前にレベルが上がってるのは確認したから、今からステ振りとスキル取得だね。遂に〈片手剣術〉を手に入れる時がきた。ステ振りは前と同じような感じでいく。筋力優先で残りは精神力と敏捷力に均等振り分け。


 今のレベルは8でスキル枠が一つ追加されてるから、スキルを新しく取得することができる。いやぁ、ちょーうれしー。ようやくアタシも〈片手剣術〉が使えるようになる。取得ポイントは20、やっぱ多いわぁ。まあ初期ポイントをそのまま使うだけで済むけど。ってわけで早速ゲットだぜ!



ステラ Lv8


種族:星魔


HP:900

MP:2340(+150)


ATK:90(75)

DEF:15


STR:100(+10)

VIT:30

INT:60

MND:78(+5)

AGI:77(+5)

DEX:60


スキル

〈流星〉〈星空〉〈星魔法〉〈神聖〉〈福音〉〈片手剣術(NEW!)〉


StP0 SP7



 うーん。早速三桁到達のパラメータが出てきちゃったね。いや筋力だけどさ。今でも割といい感じだけど、欲を言えばもうちょっと高めにしたい。150を超えるまでは筋力値優先で行こう。後はその場その場で精神値とか敏捷値を上げて、他のパラメータも余裕があれば少しずつ振り分けていくかな。


 ステ振り完了&片手剣術取得! というわけで詳細を見ようか。


〈片手剣術〉マスタリー0

 片手剣を扱うためのスキル。片手剣で与えるダメージを上昇させ、耐久値減少量を軽減する。片手剣アーツが使用可能になる。

【アーツ】

 ハイト リキャストタイム3秒


 元から知ってる情報しか記載されていませんでしたとさ。まあそれが当たり前なんだろうけどね。


 せっかく〈片手剣術〉を手に入れたわけだし、ちょっとアーツの練習でもしとこうかな。街でアタシとデュエルした男みたいな粗末なアーツは使いたくないし。動きに慣れればスピードも上がるしね。


 《GO》でアーツを使う時は、音声入力じゃなくて構えを取ることで使えるようになる。一定の態勢で得物を構えれば、自動的に武器術アーツが立ち上がって、後はシステムアシストを受けながら技を放つ。


 アーツを使う利点は主に二つ。まず一つは火力。アーツを使うことで普通に攻撃するよりも高いダメージ値を叩き出せる。二つ目はマスタリー上昇値が増えること。ただ武器を振るだけでも武器術スキルのマスタリーは上がっていくけど、アーツを使えばより多くのマスタリーが積まれていく。


 そして対人戦闘ではこのアーツこそが肝。構えからアーツ発動までの時間が早ければ相手の意表を突くことができるし、速い攻撃は手数を増やすのにも一役買う。


 何より、練習しておかなければシステムアシストと自分の認識との間にできる速度差や体感の違いで技後硬直が発生してしまう。アーツの発動そのもののシステムアシストへの依存度合いが高ければ高い程、硬直時間は長くなる。


 相手側からすれば硬直が長いプレイヤーなんていい的でしかない。アタシだってそんなんが対戦相手だったら間違いなく集中攻撃を叩き込むから。


 現実のスポーツとなんら変わりはない。練習することで上達するし、そこから生まれる駆け引きによって戦闘そのものの面白みが大きく違ってくる。


 剣を抜いて構える。確かハイトは、態勢そのものは関係なくて、剣を振り下ろせるような位置に持ってくるだけでよかったはず。走ってる途中でもその構えはできるから汎用性はかなり高い。まあ初期アーツだから条件発動型じゃ碌に発動できなくなるかもだからね。


 鈍色の片手剣を肩の上方で地面と水平になるようにする。切っ先は勿論アタシの背後に向いてる。構えて数瞬、システムが構え(コマンド)を認識して、剣が水色の光に包まれる。


「せやっ!」


 アーツが立ち上がったのを感じ取ってすぐに剣を動かす。剣が水色の軌跡を描き出し、目にも留まらぬ速さで剣を振り下ろす。正確には振り下ろさせられた。


「うぅ~ん。一回目だからか引っ張られてる感じがあるなぁ。あのプレイヤーよりはましだと思うけど、まだ実践レベルには程遠いね」


 鍛錬あるのみか。最初の方はアーツを使わずに早く剣を振る練習をした方がいいね。素振りってやつ?


 まあ鍛錬の詳細についてはこれから考えるとして、とりあえず街に戻ろうかな。武器も結構消耗しちゃってるし、砥石も無くなっちゃったんだよねぇ。主にスライムジェノサイドのせいで。


 絶対安全圏(元はモンスターハウス)を出て来た道を戻る。既に歩いたところは自動マッピングのおかげで地図に表示されてるから、特に迷うことなく【イーストウッズ】を抜けられた。


 森を抜けて一安心し、街へ向けて歩を進める。


「?」


 だけど、街の門がすぐそこまで迫った時に首の後ろがチリッとした。疑問を持ちながら周囲を見回す。回れ右ならぬ、回れ左をして後ろを見ると、アタシに向かって飛び掛かってきている黒い影。


 右手に握られた湾曲した得物が赤い閃光を放ち、それを認識した瞬間には全力でバックステップをしていた。直後に赤い光の一閃。そこは数瞬前にアタシの首があった位置だった。


「随分とまあ怖いことしてくれるじゃない。名乗るとは思わないけど、一応聞いておくわ。アンタ誰?」

「拙者の名は〈ドロフォノス〉。貴殿を相当な実力者とお見受けし、決闘を申し込みたい」

「つい今しがた背後からの不意打ちをしてきたのは誰だったかしら?」


 どうやら街に入れるのはもうちょっと先になるらしい。これはちょっと面倒なのに目を付けられたかな。ま、こういうのも楽しくてありだけどね。

総合評価が500ptを突破していました! 本当にありがとうございます!


これからも《GO》をよろしくお願いします!

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