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悪魔と子供  作者: 戌尾 昴
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悪魔と子供~機械と可法~ 第一章

【天雲 電の秘書】裏表 壊新と特殊制裁班 徳魔 陽の二名がとある事で動き出した! この回は過去の新キャラが登場する! そして、とある出来事にも関与している?

      悪魔と子供~機械と可法~


第一章…技師と達人

とある小さな鉄工場に徳魔と裏表が潜入していた。

二日前――

鏡魔はインターネットでネット情報を調べていた。

(鏡魔)「今日も特に異常は――」

その時、鏡魔は裁判所の機密ファイルを盗み見て驚いた。

(鏡魔)「…この工場…」

その時、徳魔が逃走犯認証係に入って来た。

(徳魔)「如何だ?」

(鏡魔)「特に異常は――」

徳魔はインターネットの画面を見た。

(徳魔)「工場か」

(鏡魔)「…ええ、この工場は裁判沙汰になっているんだけど全て勝訴してるのよ」

(徳魔)「…裁判理由は?」

(鏡魔)「…製品の不備で軽傷者が続出していたのだけど裁判沙汰になったのは重傷者が現れたのが原因みたいね」

(徳魔)「…不備か だが、この工場は小さな工場の様で弁護士は有名で敗訴はたったの二回のみでそれ以外は全て勝訴の鳫疚かりやま弁護士か」

(鏡魔)「…鳫疚って何所かで――」

(徳魔)「思い出さなくて良い! …取り敢えず、俺は工場に潜入しますから、他のメンバーは何時も通りにさせておいてください」

(鏡魔)「り、了解」

徳魔は逃走犯認証係から出た。

(鏡魔)「…珍しい、徳魔君が怒るなんて」

鏡魔はパソコンに向い、監視カメラ映像の監視を続けた。

その頃、裏表は天雲の父親の仕事で調布市市長と会談の準備を行っていた。

(裏表)「――ではその様に段取りを」

(市長)「頼みます」

裏表が部屋から出ると徳魔が横にいた。

(裏表)「…何の用だ?」

(徳魔)「鳫疚弁護士が関わっている裁判がある。協力を頼みたい」

(裏表)「鳫疚弁護士は刑務所じゃなかったか?」

(徳魔)「鳫疚弁護士を外に手引きした者が居る」

(裏表)「…可能性が在るのは権力者による圧力か」

(徳魔)「恐らくは…」

(裏表)「…それで俺はどうすれば良い?」

(徳魔)「裏表さんは俺と一緒に鳫疚弁護士が弁護した工場に潜入してもらいたいんです」

(裏表)「それは良いが…電さんが許可するか――」

(徳魔)「電さんには既に報告済みです。急ぎましょう!」

(裏表)「それで潜入するってどうやって?」

(徳魔)「既に方法は考えてあります」

徳魔は紙の束を裏表に手渡した。

(裏表)「……これで良いのか?」

(徳魔)「ええ、俺達は潜入と調査を行うのと陽動ですから」

(裏表)「…分かった」

現在に戻る――

徳魔と裏表は工場で【正体がバレず】に働いていた。

その頃、天雲は鏡魔に徳魔の居場所を聴いていた。

(天雲)「徳ちゃんは何所に行ったの!?」

(鏡魔)「知らないわよ」

(天雲)「二日前に私がトイレに行っている間に徳ちゃんは鏡魔さんの所に行った後から姿を見なくなったんだけど! 此処で何が在ったんです!?」

(鏡魔)「私は徳魔君にとある裁判の資料を見せて――」

(天雲)「その裁判の資料を見せて!」

鏡魔な天雲に裁判の資料を紙にプリントアウトして手渡した。天雲は資料に書いてある弁護士の名前を見て驚いた。

(天雲)「鳫疚弁護士が…」

天雲は歯軋りをした。

(鏡魔)「ねえ、雪ちゃん、その鳫疚弁護士って私何所かで――」

(天雲)「…作古さんは知らなくて良いのよ」

(鏡魔)(…なんかはぶられている様な)

(天雲)(…徳ちゃんはこの資料を見て……だとしたら、もう工場に潜入しているわね。 …私の役目は――)

(天雲)「…作古さんは刑務所の出入り関係者を3年以内に絞って調べ上げて権力者の関係者を隈なく調べて下さい!」

(鏡魔)「…ええ」

天雲は直ぐに外に出た。鏡魔は椅子に座って刑務所のホームページにハッキングして調査を始めた。

その頃、天雲は調布駅を飛び出て獰子に電話を掛けていた。

(天雲)「…獰子先輩!」

(獰子)「あら、ゆきちゃん、如何したの? そんなに焦って?」

(天雲)「鳫疚弁護士が刑務所から出て来ました!」

(獰子)「…誰が出て来たって?」

(天雲)「鳫疚弁護士です!」

(獰子)「そいつの居場所は分かるの?」

(天雲)「一応」

(獰子)「だったら――」

(天雲)「今直ぐに合流します! 獰子先輩はバイクの準備を!」

(獰子)「了解したわ!」

天雲は電話を切った。

(天雲)「…絶対に許しはしない!」

その頃、獰子はオートバイクに乗って天雲の携帯のGPSを確認するとオートバイクを走らせて天雲の元に向った。

(獰子)(…絶対に痛い目を!)

その頃、徳魔と裏表は休憩に入っていた。

(徳魔)「大丈夫ですか?」

(裏表)「ええ、疲れるけど大丈夫だ」

(徳魔)「…自分は少しトイレに」

(裏表)「お気を付けて」

(徳魔)「そっちも」

徳魔はトイレに行くふりをして工場の経営書類がある事務所に入って書類を調べた。

(徳魔)(……成程、大体の経緯と動機は判明したが…鳫疚弁護士との関連が見つからないな)

その時、外に気配を感じて徳魔は直ぐに書類を元に戻した。すると、扉が開くと工場長が入って来た。

(工場長)「…君、何をしている?」

(徳魔)「いえ、工場長の仕事って何をするのか気になって」

(工場長)「…君は工場長になりたいのかね?」

(徳魔)「…工場長では無いですか…何時か上に立つ事になった時に見といて損は無いかと…駄目でしたか?」

(工場長)「い、いや、大丈夫だ」

(徳魔)「それなら、良かった」

(徳魔)(…何所かに裏帳簿が存在する!)

その時、裏表が扉から入って来た。

(裏表)「ちょっと、仕事の時間だぞ!」

(徳魔)「いやあ、悪いねぇ」

徳魔は事務所から出て裏表と共に仕事場に戻った。

(工場長)「…奴等は一体何者だ?」

工場長の手には【徳魔と裏表の偽装経歴書】が在った。

徳魔…偽名【魔裏まうら まこと

裏表…偽名【鷲虎わしとら 視雷じらい

その頃、徳魔は一人の女子と話していた。

(裏表)「どうした?」

(徳魔)「いや――」

(女子)「お兄ちゃん達! お父さんの悪事を暴きに――」

徳魔は直ぐに女子の口を塞いだ。

(作業員)「どうかしたか?」

(徳魔)「いえ、何でもありません!」

(作業員)「そうか、だったら、早く、持ち場に戻れ!」

(徳魔)「は~い」

徳魔と裏表は女子を人気が無い場所に連れて行った。

(裏表)「この辺で良いだろう?」

(徳魔)「…そうだな」

徳魔は女子の口を塞いでいる手を放した。

(徳魔)「…それで、お父さんって言うのは工場長の事か?」

(女子)「うん!」

(裏表)「君の名前は?」

(女子)「私は神麗かんれい 美穂みほ

(徳魔)「…間違いない。工場長の娘さんです」

(裏表)「本当か!?」

(徳魔)「…それで、美穂ちゃんは如何してお父さんの悪事を暴いて欲しいのかな?」

(美穂)「私は昔のお父さんが……ううん! 昔の家の方が好きだった!」

徳魔はその言葉で直ぐに察して美穂の頭を優しく撫でた。

(徳魔)「美穂ちゃんは今のお父さんが嫌いなんだね?」

(美穂)「大嫌い!」

(徳魔)「今の家の中の空気も嫌いなんだね?」

(美穂)「超大嫌い!」

(徳魔)「だったら、お兄ちゃん達が何とかするよ」

(裏表)(簡単に言う)

(美穂)「本当?」

(徳魔)「頼って来たのは君だ。君は此処に行くと良い」

徳魔は美穂に紙を手渡した。

(徳魔)「…今から行きなさい!」

(美穂)「お父さんを――」

(徳魔)「分かった」

美穂は徳魔達の元から去った。

(裏表)「…如何する気だ?」

(徳魔)「…軽く暴れりゃ良い!」

(裏表)「工場を壊すのか?」

徳魔は裏表の問いに徳魔は笑みで返した。

数分後、徳魔と裏表は工場を襲撃した。

(工場長)「何事だ!?」

(作業員)「新人が暴れています!」

(工場長)「…どんな手を使っても構わん! 止めて例の場所に放り込んでおけ!」

(作業員)「は!」

徳魔と裏表は工場の機械をぶち壊していた。その時、作業員たちは拳銃型のスタンガンを取り出して徳魔と裏表に向けて放った。だが、徳魔と裏表は気力で耐えて工場を更に壊そうとした。だが、その時、一人の侍が徳魔と裏表の延髄を打って気を失わせた。

(作業員)「志喰しくいさん」

(志喰)「直ぐにこいつ等を例の場所に!」

徳魔と裏表は工場の奥に運ばれた。

その頃、天雲は獰子と合流する為に走っていた。その時、目の前から獰子がオートバイクに乗って走って来た。獰子はヘルメットを天雲に投げると天雲は受け取ると走っているオートバイクの後ろに飛び乗った。

(獰子)「流石ね」

(天雲)「体調は万全です!」

(獰子)「…それで鳫疚弁護士が居る場所は?」

天雲はスマフォの地図を見せた。

(獰子)「…了解!」

獰子は地図に記された場所に向った。

数分後、天雲と獰子はとあるビルに到着した。

(獰子)「此処に居るのね?」

(天雲)「…此処は色んな会社や社交場がよく入り混じっているビルです」

(獰子)「そこに弁護士事務所が在るのね?」

(天雲)「相手は犯罪者、だからこそ此処に居る! 犯罪の主な方法は標的の情報を最低限集めて隙を見つけ出す事…それに捕まえる場合は他人に迷惑を掛けたくないこちらの心情を利用するのが普通だから、此処は都合の良い場所!」

(獰子)「どうやって殴り込む?」

(天雲)「今日はビルに入っている団体は無いです ですから暴れても平気ですけど、まだ鳫疚弁護士が来てないから」

(獰子)「如何して分かるの?」

(天雲)「何度か此処でバレエの練習をした事がありますから …それに」

天雲はビルの窓を指差した。

(天雲)「…それにビル全体が暗いと言う事は誰も居ない」

(獰子)「だったら、外で待機?」

(天雲)「中で」

天雲と獰子は笑みを浮かべるとビルに入った。

それから数時間後、鳫疚弁護士が事務所に入って来ると事務所内は書類がばら蒔かれていた。

(鳫疚弁護士)「こ、これは!?」

(天雲)「やっぱり、悪徳な商法を行っていますね?」

(鳫疚弁護士)「誰だ!?」

鳫疚弁護士が自分の机を見ると天雲と獰子が机の上に座っていた。

(獰子)「……」

(天雲)「不利な弁護を必ず勝訴に導く代わりに弁護した団体には特別援助金を提供する。更に工場の関係者に報酬として工場が潰れない援助を行い、家族には高級マンションに引っ越して子供は良い所の学校に転校させる」

(鳫疚弁護士)「悪い事かね?」

(天雲)「法律上では違法とは言い辛いですね……」

(天雲)(…何故なら、権力者が大きく関わっているから)

(鳫疚弁護士)「自分を刑務所行きにしても――」

その時、獰子が鳫疚弁護士の所まで突っ込んで鳫疚弁護士の後ろに在る扉をぶち壊した。

(獰子)「その必要は無い!」

獰子は鳫疚弁護士を睨むが鳫疚弁護士は笑みを浮かべていた。

(鳫疚弁護士)「器物損壊罪が付くね」

(獰子)「関係ねぇよ!」

獰子は鳫疚弁護士の胸倉を掴んで殴ろうとした。だが、すんでの所で天雲が獰子の腕を掴んで止めた。

(天雲)「……」

(獰子)「何故、止める!?」

(天雲)「暴力では何も解決しませんよ」

(獰子)「だが!」

(天雲)「鳫疚弁護士、私達は違法侵入を致しました。ですので奥の部屋で警察が来るのを待っても宜しいでしょうか?」

(鳫疚弁護士)「何を狙っている?」

(天雲)「さあ」

(鳫疚弁護士)「…まあ、良いだろう、但し」

鳫疚弁護士は持っていた手錠で二人を繋いだ。

(獰子)「何のつもりだ!?」

(鳫疚弁護士)「暴れちゃ困るからね」

(天雲)「分かりました」

天雲は鳫疚弁護士の言う通りにして奥の扉の中に入って行った。

(鳫疚弁護士)(…あの女は何を考えている)

(鳫疚弁護士)「……まあ、警察を呼ぶよりも彼等を呼んだ方が在る意味、面白い趣向だな」

鳫疚弁護士は不敵な笑みを浮かべながら電話を掛けようとしていた。


徳魔と裏表は工場の奥に捕まり、天雲と獰子は手錠で繋がり奥の部屋で警察が来るのを待っていた 次回、鳫疚弁護士と裏表と獰子の因縁が遂に判明する!


悪魔と子供~機械と可法~ 第一章 完


悪魔と子供~機械と可法~ 第二章 続く――


徳魔達は幽閉されて《志喰》と言う者に取り押さえられた! そして、天雲と獰子も捕まった! 果たして四人の運命は!?

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