表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪魔と子供  作者: 戌尾 昴
33/58

黒色と灰色 第一話

異天使との対決が2ラウンド目に突入! 徳魔が謎の男達に連行された! 彼らの正体は!?

      悪魔と子供~黒色と灰色~


第一話…連行と再会

徳魔達が日本に戻って数日後――

特殊制裁班の皆が部署で休憩を取っていると突如、黒い服装の男二人が現れた。

(男A)「徳魔 陽君、少し用がある。我等に着いて来てはくれないか?」

(徳魔)「……構いませんよ」

徳魔は雪の頭を優しく撫でた。

(徳魔)「心究、時間が掛かるかもしれないから雪の送り迎えは頼みたい」

(心究)「わ、分かった」

徳魔は男共と特殊制裁班から出て行った。

(天雲)「徳ちゃん、大丈夫かしら?」

(心究)「さぁな、取り敢えず、俺達は仕事に戻るぞ」

特殊制裁班は何時も通りに働いていた。

その日の夜中――

天雲は心究と共に帰る途中で徳魔家によった。

(陽の父親)「雪ちゃん、如何した?」

(天雲)「陽君、帰っていますか?」

(陽の父親)「いや、まだ帰って無いけど――」

(天雲)「…そうですか」

(心究)「そう言えば、神海さんは家に居るのですか?」

(陽の父親)「いや、残業があるってまだ仕事場だよ」

(心究)(陽と神海さんが居ない状態――)

(陽の父親)「何かあったのかね?」

(心究)「実は陽が謎の黒服の男二人と共に消えて――」

(陽の父親)「雪ちゃんの父親のスッタフじゃないか?」

(天雲)「いいえ、私もお父さんに連絡したら『徳ちゃんを呼んでない』って言っていました」

(陽のお父さん)「…大丈夫だよ、陽は何も考えずに離れる奴じゃないから」

陽のお父さんは天雲を優しく励ました。

(心究)「お邪魔しました」

心究と天雲は徳魔家を後にして天雲家に帰宅した。

その頃、徳魔は暗い部屋に幽閉されていた。

(徳魔)「……サタン」

(サタン)《何だ?》

(徳魔)「…あれは出来るか?」

(サタン)《…可能だが》

(徳魔)「じゃぁ、頼む」

(サタン)《了解》

徳魔は何かを考えていた。

その頃、天雲家では夕食を取っていたが雪は全く食欲が無く食事を取って居なかった。

(電)「雪、食事を取らないのか?」

(雪)「お父さん、私は――」

(雪)(徳ちゃんが誰かに連れられて未だに連絡が無いのが心配なの…って言えない)

(雪の母親)「雪、今日はもう部屋に戻りなさい」

雪の母親は優しく雪に言った。雪は母親の言う通りに部屋に戻った。

(電)「みのる、食事が少ないと女性として駄目だと言っていたのはお前だろ?」

(酉)「雪は陽君からの連絡が無い事が心配らしいわ」

(電)「私も3時頃に雪から聞いたが徳魔君が黒服の《男二人と何所かに行った》と聞いた。私の方でも一応、捜索隊は出してはいるが見つかっては居ない」

(酉)「雪に何も言わずに出て行く事ってあった?」

(電)「いや、私が知る限り…無い」

(酉)「私も無いわ」

雪の両親が頭を抱えている頃、雪は自室のベッドの上で携帯電話を見ていた。

(雪)「…徳ちゃんから連絡が無いのって可笑しいわ」

雪は思い切って徳魔の携帯に電話を掛けて見ると電話が出た。

(雪)「徳ちゃん!?」

(電話の相手)「あれ、雪ちゃん?」

電話の相手は何と鏡魔 作古だった。

(雪)「作古さん、如何して徳ちゃんの携帯に?」

(鏡魔)「いや、着信音が部屋から響いて班長の机の引き出しを開くと携帯電話が出て来た」

(雪)「徳ちゃん、携帯電話を持って行かなかったのね」

(鏡魔)「徳魔君は帰って来たの?」

(雪)「ううん、まだ帰って来てないの」

(鏡魔)「こっちにも足を運んだ形跡も無いし…何所居ちゃったのかしら?」

(雪)「作古さん、徳ちゃんの居場所を特定できる?」

(鏡魔)「…やってみるわ。でも、期待しないでね」

そう言って電話は切れた。

(雪)「徳ちゃん…本当に何所居ちゃったの」

雪の焦りは最高潮になっていった。

その頃、徳魔は――

(徳魔)「雪、済まないな…これは俺が一人で決着を着けないと」

(徳魔)(これは俺への罰で有り救いでもある。そして――)

その時、扉が開くと徳魔は何所かに部屋に入り二つある椅子の中一つに座った。1時間後、部屋の中に人が入って来た。

(徳魔)「久しぶりだな。大異天使様!」

相手の方は笑みを浮かべた。

翌日――

特殊制裁班に天雲が入って来た。

(雪)「作古さん、その後如何?」

天雲は逃法犯認証係に入って鏡魔に状況確認に来た。

(鏡魔)「駄目ね、監視カメラのある場所の近くには居ないみたい」

(雪)「…ねぇ、昨日、入って来た二人は如何して入って来られたの?」

(鏡魔)「一応、此処に入れるのは『特殊制裁班のメンバー・特殊制裁班のメンバーの恋人・前述の血縁者』が一応入っても警報が鳴らない様にしたけど――」

(雪)「じゃぁ、血縁者の誰かって事?」

(鏡魔)「いや、昨日の夜にその線で調べては見たけど駄目だったわ」

(雪)「じゃぁ、他に警報が鳴らない場合はあるの?」

(鏡魔)「…後は正式な裁判官だけど――」

その時、雪と鏡魔の脳裏に一つの線が見えた。

(鏡魔)「昨日の客は裁判官だったとしたら」

鏡魔は裁判所の入管情報を徹底的に調べた。すると、昨日の客と同じ人物が見つかった。

(鏡魔)「好井すくい 颯太そうた宗海そうかい わたると言う人物ね」

(雪)「…其の人達は如何言う人達?」

(鏡魔)「二人とも悪川あくかわ 神海こうみと言う人物と良く裁判を行っているらしい」

(雪)(悪川 神海……間違い無い! 徳ちゃんの親族だわ。何が起きようとしているの)

その時、心究が焦って入って来て「TVを見ろ!」と良い逃法犯認証係から出て部署のTVを見ると法廷の映像が流れていた。

(雪)「これは何!?」

(心究)「分からないけど突如として流れ始めた」

(雪)「突然!?」

(鏡魔)「…恐らく、ハッキングでしょうね。世界中の映像機器にハッキングして法廷の映像を出しているのでしょうね」

(雪)「でも、如何して――」

その時、法廷に徳魔が入って来た。

(雪)「徳ちゃん!」

映像の徳魔は口元だけを動かした。(7文字)


徳魔が裁判沙汰!? 徳魔の恋人の雪はどう動く!? 最後の徳魔の口元の動きは何を意味するのか!?



悪魔と子供~黒色と灰色~ 第一話 完


悪魔と子供~黒色と灰色~ 第二話 続く――


徳魔が法廷に!? 徳魔の運命は如何に!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ