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悪魔と子供  作者: 戌尾 昴
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秘密と未来 第8話

      悪魔と子供~秘密と未来~


第8話…獅血と槍銛&淨櫳と獰子2

事件の次の日、獅血は調布駅周辺を仕事で巡回をしていた。

(獅血)「今回は犯人らしき人物も居ないし大丈夫か」

そして、獅血が特殊制裁班本部に行くと心究が班長(徳魔)の机に座っていた。

(心究)「お帰り~」

(獅血)「ただいま、特に怪しい人物は居なかった」

(心究)「そうか」

獅血は自分の机に行くとパソコンを開いてアンシン君の動画を悲しげに見ていた。

その時、獅血の携帯電話が鳴った。

(獅血)「座縁?」

獅血は電話に出た。

(座縁)(今日の午後に買い物に付き合ってくれない?)

(獅血)「構わないよ」

(座縁)(じゃぁ、○○○で待ち合わせね)

(獅血)「了解」

そう言うと電話を切った。

(心究)「彼女からか?」

(獅血)「えぇ、午後から買い物に付き合う事に」

(心究)「持って行くお金は少なくして行けよ」

(獅血)「分かっていますよ…最低でも一億円で十分でしょ」

その頃、淨櫳と獰子は自宅で食事を取っていた。

(淨櫳)「無理して無いか?」

(獰子)「そんな事無いけど」

淨櫳は獰子の様子が可笑しい事に気が付いた。そこで淨櫳は獰子の熱を計る為に自分の額を獰子の額に当てて計った。

(淨櫳)「やっぱり、少し熱があるな」

(獰子)「大丈夫よ、この位」

(淨櫳)「いや、安静にすべきだ」

その時、淨櫳の携帯電話が鳴った。

(淨櫳)「匠からか」

淨櫳は電話に出た。

(心究)(獰子先輩は安静にしているか?)

(淨櫳)「獰子の奴、熱があってさ」

(心究)(…それは俺が仕込んだウィルスだから)

(淨櫳)「ちょっと待て! ウィルスを!?」

(心究)(大丈夫だよ、死にはしないが無理をする程に熱の温度が上って行くから気を付けてね)

そう言うと心究は電話を切った。

(淨櫳)「匠の奴、予測してやがったな」

その時、獰子が床に倒れた。淨櫳が駆け寄って獰子の額に手を置くと熱が上っていた。

(淨櫳)「熱! 取り敢えず、ベッドに運ぶぞ」

淨櫳は獰子をベッドまで運んだ。

その頃、獅血はある事を思い出していた。

(獅血)(そう言えば待ち合わせ場所の周辺って引っ手繰りが多発していたな……まぁ、大丈夫だろ)

その時、獅血の携帯電話が鳴り獅血が出て見ると座縁からだった。

(座縁)(大変なのよ!)

(獅血)「……まさかとは思うが…バックを引っ手繰られたのか?」

(座縁)(そうよ!)

(獅血)「バック位後で買ってやるから」

(座縁)(違うのよ! バックの中に……)

(獅血)「! あれ持って来たのか!?」

(座縁)(…うん)

(獅血)「直ぐに行くから待っていろよ!」

そう言うと獅血は電話を切って特殊制裁班本部から走って行った。

十秒後、獅血は座縁と合流した。

(獅血)「犯人はどっちに行った!?」

そう言うと座縁は獅血が来た方向とは逆を指した。

(獅血)「直ぐに取り返してくる!」

そう言うと獅血は座縁が指差した方向に走り出した。

(獅血)「ぜってぇに取り返す!」

その時、携帯が鳴った。獅血が出ると鏡魔からだった。

(鏡魔)「犯人は近くのマンションでバックの中身を確認しているわ」

(獅血)「良く、見えるな」

(鏡魔)「徳魔君が若しもの時の為に監視カメラの精度を底上げして置いたみたい」

(獅血)(あいつは、完璧か)

(鏡魔)「外に出るわ」

(獅血)「直ぐにマンションの情報を教えろ!」

それから数分後、座縁の所に獅血がバックを取り返して戻って来た。

(獅血)「これからは遭わない様にしろよ」

(座縁)「うん」

その時、一台の救急車と複数のパトカーが通り過ごした。

(座縁)「何をしたの?」

(獅血)「犯人にちょっとした制裁を――」

時間は3分前――

引っ手繰り犯の部屋のベランダに獅血が到着した。

(引っ手繰り犯)「誰だ、テメェ!?」

(獅血)「お前が引っ手繰った彼女の彼氏だよ」

と言うと獅血は引っ手繰り犯に回し蹴りを放ち壁に吹き飛ばした。引っ手繰り犯が立ち上がろうとすると獅血は止めた。

(獅血)「立ち上がればお前の内臓が潰れるぞ」

(引っ手繰り犯)「はぁ!?」

引っ手繰り犯が無理矢理立ち上がろうとしたその時、引っ手繰り犯の内臓が潰れて行く音がして引っ手繰り犯は悲鳴を上げた。

(獅血)「あほだな……お前の上にはクジラを乗せてある。普通ならそれで死ぬけど鍛えていれば少しは大丈夫だ。流石ですよ…元軍人さん」

そう言うと獅血は座縁のバックを手に取った。

(引っ手繰り犯)「ちょっと待って! 何故、俺の事を知っている?」

(獅血)「うちには個人情報を全て知っていて最強のハッカーが仲間でなぁ……俺が此処に来る途中で此処の事をメールで見た時に引っ手繰り犯…詰り、お前の個人情報も一緒に添付されていてだけだ」

(引っ手繰り犯)「テメェは一体…」

(獅血)「特殊制裁班の牙尾かびすえ 獅血たけのりだ」

(引っ手繰り犯)「特殊制裁班! 国の法律では裁けない者達を裁く組織……そんな組織が調布に存在していたとは……」

(獅血)「調布は時効犯がよく集まる場所でなぁ、此処に拠点を置く事で時効犯への対抗手段としている」

(引っ手繰り犯)「だが、時効撤廃が撤廃されたのは」

(獅血)「詳しい事は分からねぇが今のお前なら時効があるのと無いのとどっちが良いか分かるよな?」

そう言うと獅血はベランダを飛び降りて去って行った。

時間は現在に戻る――

(獅血)「デートをするか?」

(座縁)「デートじゃ無くて買い出しね」

(獅血)「はいはい」

(座縁)「はいは、一回!」

(獅血)「はい!」

そして二人の買い出しは始まった。

その頃、淨櫳と獰子は部屋に居た。

(淨櫳)「たくっ! 心究のやつ、危機的な状況に陥らせない為とはいえ、ウィルスを打ち込むとは」

淨櫳は獰子の看病をしていた。

それを外から見る何者かの姿があった。


次作は獅血と槍銛&淨櫳は獰子の家でのお話し。


悪魔と子供~秘密と未来~ 第8話 完


悪魔と子供~秘密と未来~ 第9話 続く――


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