秘密と未来 第4話
心究と地泉とその恋人達の物語! 心究・地泉・復実にとっては母校で角花にとっては在学生の彪登中での一幕!
悪魔と子供~秘密と未来~
第4話…地泉と角花&心究と復実
時間は遡り4月の二つの家族の出来事――
陸海は角花の通っている学校であり自分の母校である彪登中学校にいた。
(角花)「ねぇ、お兄ちゃん」
(地泉)「何だよ?」
(角花)「今年で三年だけど…来年で16歳お兄ちゃんと結婚出来る年だね」
(地泉)「そうだけど…もう一つあるぞ」
(角花)「何?」
(地泉)「角花は俺を追いかけているなら高校に入るのが良いぞ」
(角花)「約束と違うじゃない!」
(地泉)「俺を追いかけていた…だったら俺の高校に通って経験を積めば俺にとっては良い奥さんになれると思うぞ」
(角花)「お兄ちゃんがそう言うのなら行くけど…お兄ちゃんが通っていた高校って厳しい試験があるって噂だけど私に出来るかな?」
(地泉)(家の高校は確かに厳しい)
(地泉)「大丈夫だよ、俺も応援しているから」
地泉は角花の頭を優しく撫でた。
(角花)「じゃぁ、やってみる」
(地泉)「あぁ」
そして、地泉は角花と別れて廊下の分かれ道で白衣のコートを着た心究に声を掛けられた。
(心究)「あの子にあの高校は流石にきついだろ?」
(地泉)「角花なら行けるさ…それに俺も応援しているからな」
(心究)「若しかして試験官に手を回したか?」
(地泉)「遣りませんよ、しいて言うなら頼んだだけだ」
(心究)「頼んだ?」
(地泉)「「角花の器量を本気で測って下さい」と頼んで置いた。角花が合格出来なくても良い…行動する事に意味がある」
(心究)「地泉は角花ちゃんと実を結ぶのが嫌なのか?」
(地泉)「そうじゃない…角花にはもっと賢くなって欲しいだけだ」
(心究)「賢く?」
(地泉)「あいつは文武両道で全てにおいて完璧だ」
(心究)「それで良いじゃないのか?」
(地泉)「時には苦悩を覚える必要がある。完璧な人間が1つの歪みで崩れてしまう事が多い。高校は受験に受かる奴がいれば当然その逆に受かれない者も存在する。それを見た時の角花の表情を確認するだけだ」
(心究)「それをして意味があると?」
(地泉)「その辺は俺にも分からない…ただ、一つ言えるのは角花が他人へはどういう風に接するのかを確認したいだけだ」
地泉は階段の方に向った。
(心究)「今日は“授業参観日”だぞ」
(地泉)「分かっている。少し外の空気を吸いに行くだけだ。それと、調査はどうだ?」
(心究)「異常は無い」
(地泉)「“生徒行方不明事件”…何者かが生徒を何所かに隠している。生徒達は“彪登の神隠し”と噂が立っている」
(心究)「既に被害者は学校生徒全体の約半分は行方不明状態…状況は最悪」
(地泉)「後は頼むよ」
(心究)「仮にも俺の方が上だ」
地泉と心究は別れた。そして地泉が外で空気を吸っていると一人の女性が近付いて来た。
(地泉)(あれって)
(女性)「陸海君…久しぶり」
(地泉)「やっぱり、復実ちゃんか」
地泉の前に居たのは同い年で心究の恋人の臓 復実だった。
(復実)「此処にタクちゃんが居るって聞いて来たけど」
(地泉)「居ますよ。保健室に」
(復実)「有難う」
復実は地泉にお辞儀して学校内に入って行った。
(地泉)「俺も戻るか」
すると、足元に中央をナイフで刺された写真が落ちて来た。
(地泉)「何だ、これ?」
地泉は写真を手に取った。
(地泉)「これって!」
写真には角花の全体写真で顔の部分に赤いマジックペンで×印が付けられていた。
(地泉)「不味い!」
地泉は急いで角花の教室に向った。
その頃、心究の所に復実が現れた。
(復実)「タクちゃん! お昼作って来たよ~」
復実が駆け寄ると心究が動かなかった。
(心究)「……」
(復実)「タクちゃん?」
復実が心究を揺さぶると腕がダランとなった。
(復実)「タク…!」
復実は背後から何者かにハンカチを嗅がされて復実は眠らされた。
その頃、地泉は廊下を歩いている角花を見つけて声を掛けた。
(地泉)「角花!」
地泉は写真をポケットに隠した。
(角花)「お兄ちゃん、如何かしたの?」
(地泉)「最近、誰かに見られていたりしないか?」
(角花)「まぁ、何時も見られているけど…」
(地泉)(そう言えば角花は人気者だからな)
その時、地泉は背後に気配を感じ振り向いたが誰も居なかった。
(角花)「どうかした?」
(地泉)(今の気配は保健室の方から)
(アガレス)《さっきからブエルに連絡が通じない!》
(地泉)(匠か!)
(地泉)「角花! 一緒に来い!」
地泉は角花の手を掴んで廊下を走った。
(角花)「一寸! お兄ちゃん廊下を走るのは…」
地泉と角花は保健室に辿り着いた。
(地泉)「匠!」
地泉が保健室の扉を開けると椅子で倒れている心究を発見した。
(地泉)「匠……大丈夫か?」
地泉が声を掛けるとスゥ~っと目を開けた。
(心究)「復実が浚われた」
(地泉)「お前なぁ…大事な恋人を囮として使っただろ?」
(心究)「取り敢えず、仕事だ!」
(地泉)「あぁ」
(角花)「お兄ちゃん仕事って?」
(地泉)「角花も知っているだろ? 学校で起きている事件を…」
(角花)「事件…彪登の神隠し!」
(地泉)「そうだ。その調査をしていた」
(心究)「取り敢えず、先に探して欲しい」
(地泉)「分かっているよ」
地泉は床に手を着けた。
(地泉)「地面監視!」
地泉は床に触れて学校内全体を見渡した。
(地泉)「…地下だな」
(心究)「地下ってこの学校に地下は無いぞ!」
(地泉)「案内する。着いて来い!」
(心究)「はいよ」
(地泉)「角花も着いて来い! 俺から離れるな」
(角花)「う…うん」
地泉達三人は地泉に案内されていた。
(角花)「そう言えば…如何して心究さんの恋人を浚うのですか?」
(地泉)「俺達が彪登中に在籍していた時に学校内で美人だったのが匠の恋人である復実さん…生徒会では書記を担当して保育委員では副委員長を担当していた。当時の人気率は徳魔の恋人の天雲が90%超え、心究の恋人が8%弱だった」
(角花)「雪お姉ちゃんって人気者だったのですね」
(地泉)「あぁ、徳魔がいない時は告白されていた。俺は遠くから見ていたけど」
(心究)「二人に告白して撃沈した人物が数名いた」
(地泉)「その一人が今回の犯人だ」
(角花)「でも、卒業生でもそう簡単には入れない筈ですよね?」
(地泉)「誰が卒業生だと言った?」
そして、地泉達は学校の中央にある噴水に到着した。
(地泉)「此処だ」
地泉は二人の手を掴んで噴水に飛び込んだ。すると、深く潜って行った。そして、地面に辿り着いた。
(地泉)「はぁ」
(心究)「如何言う事だ?」
(地泉)「第一次世界大戦の時に防空壕として活躍していた場所だ」
(心究)「知っているなら即解決だったろぉ?」
(地泉)「在籍時に図書館で調べたら防空壕が存在していたのは分かったけど特に気にはしていなかったからなぁ」
(心究)「それにしても…いや、これから作戦を言うからな」
(地泉)(お前の作戦は失敗が多いけど…まぁ、良いか)
数分後、心究が入口の先にある扉を蹴り飛ばした。
(心究)「相変わらずの愚弄振りですね…幸威先生」
心究の目の前には白衣姿の男性がいた。
(幸威)「心究はこれを見てもそれが言えるかなぁ?」
幸威は後ろのコートを捲ると全裸で両腕と両足を縛られて吊られている復実の姿があった。
(心究)(相変わらずの愚弄振りだな)
(心究)「それで?」
(幸威)「「それで」って…興奮とかしないのか?」
(心究)「…興奮はしねぇぞ」
(幸威)「じゃぁ、SEXをしていたとしてもかぁ!?」
(心究)「興味がねぇよ」
心究は両腕からこっそりと小さな粒を地面にばら蒔いた。
(心究)(地泉、今だ!)
(地泉)(了解! 即成長!)
すると、心究と幸威の周りに樹木で出来た囲いで覆われた。
(幸威)「これは!?」
(心究)「知り合いの超能力ですよ…自然の力を自在に操る能力“自然使い”」
(幸威)「こっちには復実ちゃんがいる!」
その言葉を聞いて心究が一瞬だが額に皺が出来た。
(心究)「一つ訊きますが…先生にとって復実はどんな存在ですか?」
(幸威)「可愛いし、美人で優秀で……」
(心究)「自分に相応しいと?」
(幸威)「あぁ」
幸威が答えるのと同時に心究は幸威の腹に右ストレートを放ち樹木まで吹き飛ばした。
(心究)「俺にとって復実は大事な存在です…って言うか起きたらどうだ?」
心究の声を聞いて復実は目を開けた。
(復実)「タクちゃんにはばれていたか」
(心究)「事件の事を知って囮にでもなろうと考えたのだろ?」
(復実)「まぁね」
(幸威)「復実ちゃん!」
(復実)「幸威先生…私は貴方の告白を2000回受けました。全てを断りました。その理由が分かりますか?」
(幸威)「俺が変態だから」
(心究)「違いますよ…変態とは「変わった体質を持つ者」の事です。そう言うのは愚弄者と言います。変態=特殊性癖と言うのは間違った解釈です。それに驚いたのが彪登中学校に幸威先生が未だに居るとは思えませんでした」
心究はそう言いながらコートの裏口ポケットからメスを取り出して復実を縛っている全てのロープを一瞬で切って復実を救出させた。
(復実)「有難う」
(心究)「気にしなくて良い」
(幸威)「如何して私だと分かった?」
(心究)「簡単な事ですよ…現在の彪登中学校に在籍している生徒数はざっと3000人を超えます。女子生徒が6割で男子生徒が4割です。被害に遭ったのは女子生徒が6割中4割で男子生徒が4割中1割です。女子生徒が多い場合は男性が犯人の可能性が高まりその逆に男子生徒が多い場合は女性の可能性が有効となります。被害数を見て男性が高いと確信しました。そこで昨日の夜中に全ての学生と教師の情報を調査して幸威先生だと確信しました」
(幸威)「知っていて…」
(心究)「そうしないと被害に遭遇した生徒達を救出は無理だからな」
(復実)「本当に大変だったわよ」
その時、樹木が更に巨大化して腐敗が進み粉々になり周囲が開いた。
(心究)「以外に速かったな」
(地泉)「甘く見ないでくれよ…」
(角花)「疲れたわよ…」
(幸威)「角花ちゃんに陸海君…」
(地泉)「相変わらずの愚弄振りですね」
(角花)「幸威先生には教師を辞める様に進めます。無理なら…」
心究は白衣の胸ポケットから携帯電話を取り出した。
(角花)「さっきまでの状況を世界中に配信いたします」
(幸威)「それが恐ろしくて……」
(地泉)「貴方も彪登中学校の卒業生です。学校の評判を下がればいずれ彪登中は廃校となる」
(幸威)「それなら幽霊の住処となれば良いじゃないか?」
(心究)「そうではありません…お前の同級生や先輩や我々以外の後輩達は先生の事を軽蔑するでしょう」
(幸威)「お前らには関係無い事だ」
(地泉)「俺達は宇宙で生きている仲間です。仲間の評判が悪くなれば中学校…いや、今までに貴方が通っていた母校の全てが廃校となり日本の評判が悪くなり近くには日本は他の国と合併して日本と言う国が消失するでしょう」
(幸威)「大袈裟な」
(心究)「大袈裟ではありません、実際に国の支持率は下がりつつある。このまま行けば本当に日本は無くなり日本語さえも世界から抹消されるでしょう…それで構わないのなら続ければ良いですよ」
(幸威)「……分かりました。教師を辞めます」
幸威は暗いオーラで四人の横を通り過ぎようとした。
(幸威)「俺は…」
幸威は通り過ぎた瞬間に懐に隠していたナイフで地泉の背中を刺した。
(心究)「……」
(角花)「お兄ちゃん!」
(復実)「陸海君!」
(幸威)「お前らも同じ目に会わせて…」
(地泉)「それが」
刺された部分から水が流れた。
(幸威)「!?」
(心究)「地泉の体は自然物質に変換する事が出来る」
(幸威)「くそっ!」
幸威がナイフを地泉の体から抜こうとするが抜けなかった。
(心究)「地泉の肉体は岩石の様に固くなりナイフの刃先は凸凹にインした」
(地泉)「匠…今から制裁を与えるから後は頼む」
(心究)「分かっている…復実に角花ちゃんは少し離れよう」
(角花&復実)「うん」
心究達の三人は少し離れた。
(地泉)「先生でも容赦はしませんよ」
地泉は笑顔をしながら右拳を強く握って構えた。
(幸威)「私に手を出せば…」
(地泉)「女に手を出す男性は一番に最低ですよ」
地泉は右手だけで幸威をボロボロになるまで殴り続けた。
(心究)(女性と言うよりかは復実、天雲、そして角花ちゃんに手を出そうとした事に本気で怒っているな……感情は抑えているが)
数十分後、幸威は気を失いその場に倒れた。
(地泉)「流石に遣り過ぎたか」
(心究)「いや、これで反省はするさ」
心究は幸威の肩の手を触れさせて幸威の傷を治して行った。
(地泉)「はぁ、疲れた」
地泉は携帯電話を取り出して何所かにメールを送っていた。
(角花)「誰にメール送っているの?」
(地泉)「校長に」
(角花)「校長に?」
(地泉)「頼んで来たのは校長自信だったわけ」
(角花)「……今日って授業参観でしょ…若しかして…」
地泉は携帯電話を右ポケットに閉って角花の頭に手を乗せた。
(地泉)「安心しろ、俺は角花の方で来ただけだよ…心究が今回の事件を担当していただけ…それに丁度被っただけ」
地泉は笑顔で答えた。
(心究)「さてと、帰るぞ」
(地泉)「あぁ」
地泉四人が地上に戻ると校長先生と生徒の保護者がいた。
(校長)「お疲れ様です」
(心究)「いえ、何時もよりも軽いですから」
(地泉)「それにしてもあの人が未だに此処の中学校に居るとは驚きましたよ」
(校長)「仕方ないのですよ、他の学校に連絡しても全てを拒否されましたから」
(復実)「相変わらず、有名ですね」
(角花)「でも、これで全て解決しました」
(地泉)「校長…メールで送りましたがあいつを此処で一生働かせてやって下さい」
(角花)「話が違うじゃない!?」
(地泉)「まぁな…帰宅中に事情を話すから」
それを聞いた角花はムスッっとした。
(校長)「それにしても、貴方達も大きくなりましたね」
(心究)「……」
(復実)「そうですか?」
復実は少し照れていた。
(地泉)「最後の授業に遅れますので俺と角花は教室に戻ります」
(校長)「そうですな」
(地泉)「行くぞ」
地泉は角花に手を伸ばして角花はその手を取って教室まで戻っていた。
(復実)「……」
復実はこっそりと心究の袖を掴んだ。
夕日が落ちる頃、地泉と角花は一緒に風柾家に帰っていた。
(角花)「それで」
(地泉)「俺が刺されただろ?」
角花はその言葉で表情が少し変わった。
(角花)「う…うん」
(地泉)「俺を刺すのは刑法には触れない…正確に言うと生死体は生きていて死んだ体だ。死んでいれば少なくとも器物損壊罪に問われる程度で済むが生死体は物では無く生物の肉体…法律では定められてはいない。そこで天雲の親父さんは国の裏法律に「生死体を傷つけた者には生涯を掛けて仕事を行う」と言う法律を創っていな」
(角花)「雪お姉さんのお父さんってすごい人なの?」
(地泉)「あぁ、天皇に匹敵する権力者」
(角花)「徳魔お兄さんは高根の花を取れた事になるわね」
(地泉)「少し違う…徳魔は今も罪の意識に囚われている」
(角花)「罪の意識?」
(地泉)「昔に徳魔と天雲は誘拐されてその時に徳魔が悪魔の力を使い車の移動中で終わったが徳魔は既に生死体で無事だったが天雲は生死体では無く生体だった。その為に瀕死以上になりかけていた。徳魔は自分に憑いている悪魔に頼んで天雲に悪魔を憑かせて助けた。徳魔は天雲をちゃんと助けられなかった事に罪の意識を感じている」
(角花)「でも、雪お姉さんは徳魔お兄さんの右腕に掴んでいるわよね?」
(地泉)「天雲は徳魔にゾッコンだが徳魔は天雲の護衛役でもああしている」
(角花)「護衛役?」
(地泉)「仮にも天雲はお嬢様だ。誘拐犯は少なくない…そこで天雲の親父さんは徳魔に「雪を頼む」と言われて渋々…だが、中学二年の時に天雲は徳魔に告白した」
(角花)「告白!?」
(地泉)「屋上で……」
(角花)「ちょっと待って! 如何して知っているの?」
(地泉)「告白日に…と言うよりかは時間帯が授業時間で全員が様子を見に行った」
(角花)「でも、屋上の扉って学生全員が視られるほど…」
(地泉)「確かに…屋上の下の階で拡張機を使い屋上の声を拾い各教室に配信した」
(角花)「へぇ~……と言うよりはお兄ちゃんは学校に行く事無かった筈じゃぁ…」
(地泉)「その日は中学校で文化祭をする事になっていて俺はお化け役で参加していた。それで知った」
(角花)「それにしても授業って?」
(地泉)「一時限目が授業でその後が文化祭だった」
(角花)「でも、文化祭に参加って?」
(地泉)「俺って自然に関わるイベントは積極的に参加していた」
(角花)「文化祭って自然とは?」
(地泉)「文化祭の日の夜は後夜祭だ。校庭で行なうキャンプファイヤー、文化祭の片付けに参加したからなぁ」
(角花)「キャンプファイヤー…」
(地泉)「キャンプファイヤーは火を使う…その火の粉が飛び散って火事にならない様に見張らないと行けないし」
(角花)「成程ね」
(地泉)「話を少し戻す。天雲の告白を徳魔は受け取り成功した」
(角花)「凄い……あれ? でも、二人は結婚してないよね?」
(地泉)「徳魔は告白に条件を付けた」
(角花)「条件?」
(地泉)「徳魔は天雲に「24歳の年に結婚しよう」と言う条件を加えた」
(角花)「24歳…それって…」
(地泉)「正解…24歳は人からすれば生まれて三回目の年…詰り、産まれた年の干支の年になる。徳魔の条件に天雲は承諾した」
(地泉)(他にも約束は存在するが…)
(角花)「徳魔お兄さんは逃げたの?」
(地泉)「逃げ…いや、徳魔は仕事をしていたからなぁ」
(角花)「仕事!?」
(地泉)「俺が働いている組織をたった一人でやっていた」
(角花)「一人で仕事を!?」
(地泉」「中学生二年の12月までは一人でやっていた」
(角花)「へぇ~…」
(地泉)「本題に戻すが…幸威先生が俺を刺した瞬間に幸威先生の未来は決まってしまった。俺だって予測はしていたがやっては欲しくは無かった。そして、俺がボコボコにした後に匠が治していた時に匠は悪魔の力で制裁を加えた。【女性に下心で近付けば授業時間中(50分間)ずっと鼻血は出し続ける】と言う制裁を与えた」
(角花)「それで大丈夫なの?」
(地泉)「一応、幸威先生はティッシュが大の苦手で鼻血を止めるにはティッシュを使わないと無理だからな…幸威先生には重い罰だ」
(角花)「若しかして…後悔しているの?」
(地泉)「さぁな」
地泉と角花は家に帰宅した。
そして、心究は保健室のソファーで寝ていた。そして、復実は寝ている心究に毛布を掛けてあげた。
(復実)(タクちゃんは相変わらず保健室に来ると寝る癖止めればいいのに……でも、出来ないわよね、医療に関わる匂いに触れると脳内で眠気が襲う様になってしまう…今回の件も私が来た時にタクちゃんが椅子の上で寝ている時は驚いたわ…まぁ、タクちゃんが持っている写真を見て察しが出来たから適応出来たけど…タクちゃんは何時も優しくて心の傷を治す技術も持っている。羨ましい程に…)
復実は心究の隣に座り一緒に寝た。
彪登中での出来事は終わった。次回は外でのお話である。
悪魔と子供~秘密と未来~第4話 完
悪魔と子供~秘密と未来~第5話 続く――
教師が生徒に手を出す最悪の展開だが地泉と心究は教師の教育に対しての熱意を知って彪登中に残した! …いや、彪登中と言う監獄に閉じ込めた!




