表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/22

想いを伝える時 side侑

俺は、他人が苦手だった。


関係ない話を俺がしても笑ったり泣いたりする。

ほんとに……どうでもいい話なのに……。


だけど、そんなことで一緒に居てくれる奴がいつしか心から安心していた。


そして、安心していた頃に凛梨と凛梨の家族をみかけるようになって凛梨はアイツらから蔑まれ、踏み躙られてきた。


だから、だから俺はそんな凛梨に声を掛け一緒に住もうと勧めた。守るために。


俺も俺で変わっているんだな……。



「凛梨……ほんとに元気になってよかった。」


入院中ずっと付き添って寝ていたからわかる。凛梨は夜な夜な魘されていた。


苦しそうに、何度も何度も謝っていた。


もっと前に声をかけて助けてれば…そう何度も俺も思った。


けど、過去は変えられない。なら今のアイツを大切にすること。笑ったアイツを見る事が俺の……俺自身へもの感情。


だから、今日俺は凛梨に気持ちを伝える。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ